YouTubeでもアクション獲得が狙える?VACキャンペーンのご紹介
「YouTubeは視聴だけの媒体」はもはや古い常識
YouTube広告 = 視聴単価は安いけど、クリック数やCV獲得には向かないというのが、これまでのセオリーでしたが、VACキャンペーン(Video Action Campaign)の登場により格段にクリック率が高まりました。
大まかにTrue Viewキャンペーンとの数値を比較すると以下のイメージです。
※あくまでも平均的な数値
▼視聴率
True View:30~50%
VAC:10~20%
▼視聴単価
True View:10円前後
VAC:15円前後
▼クリック率
True View:0.05%前後
VAC:0.2%前後
▼クリック単価
True View:1,000~1,500円
VAC:300~500円
「VACキャンペーン」と「True Viewキャンペーン」の違い
VACとTrue Viewキャンペーンの違いは主に以下の3つです。
①掲載面が異なる
True Viewキャンペーンは当然、YouTubeの検索結果が動画内での掲載ですが、VACの場合は、その他のアプリやウェブサイトの広告枠にも掲載されます。
②広告のビジュアルが異なる(入稿規定も異なる)
True View広告の場合は、「見出し(全角7文字以内) + 行動を促すフレーズ(全角5文字以内)」という非常に限定された広告文字数でしたが、VACの場合は大幅に訴求できる文字数が増えています。具体的には以下の通りです。
行動を促すフレーズ:全角10文字以内
広告見出し:全角15文字以内
長い広告見出し:全角45文字以内
説明文:全角35文字以内
記載できる広告文字数が多いため、複雑な訴求やキャンペーン内容まで記載できることが多いです。
③最適化対象が異なる
True Viewキャンペーンは「視聴数」を最大化させるための配信ですが、VACでは任意のアクションを最大化する配信方式となります。対象のアクションの設定によっては、以下のように配信方針の調整が可能です。
例:
購入数の最大化
LPの訪問者数の最大化
問い合わせ数の最大化
など
VACキャンペーン実施時の注意点
掲載面はYouTubeだけではない
VACキャンペーンは、YouTubeの掲載面以外にもアプリやウェブサイトの広告枠といった通常のGoolgeディスプレイ広告の配信面にも掲載されます。
そのため、True ViewからVACへの切り替え提案などのケースでは予めYouTube以外の掲載面にも配信されることをクライアント様に了承いただくよう注意しましょう。
プレースメント指定配信ができない
先述のとおりVACキャンペーンはGoogleディスプレイ広告の配信面にも掲載されますが、プレースメント指定で特定の配信面に絞り込む設定が仕様上不可となります。
もし、VACキャンペーンで実施を予定していながら、特定のYouTubeチャンネルやウェブサイトの広告枠に指定して配信することができないことを認識しておきましょう。
CV計測設定が必須
VACキャンペーンはアクション獲得に最適化を図るキャンペーンであるため、キャンペーン作成時にどのアクションに対して広告配信の最適化を行うか選択が必須となります。
そのため、Google広告のCVタグの埋め込みも必須となる点で注意が必要です。もし、購入や問い合わせといったアクションポイントがない場合は、LP閲覧をCV条件に設定することで、LPビュー最大化での配信も可能です。
弊社でも、VACキャンペーンは実施しており、成功事例がございます。
よろしければ、以下の記事も参考までにご覧ください。
【YouTube広告】VACキャンペーンの成功事例