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松山

YouTube広告

【YouTube広告】VACキャンペーンの成功事例

今回はVACキャンペーンの成功事例のご紹介となります。
VACキャンペーンについてのご紹介はすでに別記事が上がっておりますので、詳細はこちらの記事をご覧ください。
YouTubeでもアクション獲得が狙える?VACキャンペーンのご紹介

実施背景・配信目的

新人二次元アイドルのデビューに伴う認知拡大のために、配信を実施しました。

二次元アイドルという事で、親和性の高そうなVtuber・二次元アイドルゲーム・YouTuber・三次元アイドルなどでターゲティングし、次回以降にいかせるように広告グループで分けました。

今回の配信目的は認知拡大が一番の目的だったため、やや広めにターゲティングを取り、デビュー前のティザーとデビュー後のMVで配信を行いました。

配信結果

YouTube広告VACキャンペーンの配信結果

クリック率クリック単価視聴率視聴単価完全視聴率完全視聴単価
ティザー0.22%¥213.419.28%¥2.419.28%¥2.4
MV0.40%¥122.98.89%¥5.66.84%¥7.2

動画の種類の都合上、ティザーの方が引きが強く動画の時間が短く繰り返し見やすいため、視聴率がMVと比較して約2倍の視聴率となりました。

対してMVは、視聴率はティザーより低いものの、視聴したオーディエンスの約8割(8.89%→6.84%)が完全視聴しており、ターゲティングとの相性は良かったことが考えらます。

向いているもの・向いていないもの

VACは商材による向き不向きというよりは、配信目的による向き不向きが出てきます。
そのため以下の項目を参考にVACキャンペーンを検討してみることをご提案します。

(1)向いているもの

①コンバージョン獲得

VACキャンペーンは、既存の広告と違い、CTAボタンを設置して動画広告を配信することが可能です。(以下、一覧)

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そのため、他のYouTube広告と異なり、ユーザーに明確な行動を促せることから、比較的コンバージョンを獲得しやすい動画広告といえます。

②YouTube以外の配信面へも簡単に配信設定が可能

VACキャンペーンは、YouTubeの掲載面以外にもアプリやウェブサイトの広告枠といった通常のGoolgeディスプレイ広告の配信面にも掲載されます。

他の動画広告ではできない設定のため、キャンペーンを分けたりせずに、より多くのユーザーにリーチすることができます。

(2)向いていないもの

①広告配信の詳細を分析したいとき

他の動画広告と比較して詳細を確認できない箇所が多いです。
そのため、配信結果を細かく分析したいときには向かないキャンペーンとなります。

具体的に確認できない箇所として、
・広告フォーマット別の配信データ
→インストリーム動画広告とインフィード動画広告別の配信結果が分からない
・プレースメント
→VACキャンペーンはGoogleディスプレイ広告の配信面にも掲載されますが、プレースメント指定で特定の配信面に絞り込む設定が仕様上不可となり、どこに配信されたかも確認することができない

運用するうえで細かい分析ができないとネックとなることもあるため、こういったことも配信前に事前に確認することが重要です。