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Tips

松山

X広告(旧Twitter広告)

Twitterの広告文は「具体的」にしてクリック率を上げよう

Twitter広告では文章→画像の並びで表示されるため興味を持ってもらうための思わずリンク先を見たくなったり、具体性のあるコピーであることが重要です。
もちろん画像も重要ですが、表示の優先度と制作工数も考えると、テキストのパターンを変えるほうがスピーディーに対応可能です。

「当たり前でしょ」と言われる訴求ポイントは避ける

特にTwitter広告をはじめて最初の段階ではよくある、見慣れた表現を使いがちですが、ありきたりの表現やこなれた表現ではユーザーの印象に残りづらく、クリック率が低くなりやすいです。

✕ 英語が話せるようになる動画
◯ 「二股かけられた」を英語で何て言う?普段の会話をメインに学ぶ英語学習動画

⇒英会話教室のプロモーションで「英語が話せるようになる」というのは当然のことで、「どのように」「なぜ」の部分が訴求の中心となります。

価格訴求なら「毎月500円で英語が話せるようになる」
サービス訴求なら「1対1だから3ヶ月でネイティブレベルの英語力」
といったように理由付けが必要です。

✕ 本場イタリアの釜で焼いたピザ
◯ 今しかない、桜エビのピザは渋谷店のみ

⇒「本場イタリアの….」という表現は、いまや使い古された表現で、言ってしまえばどのお店でも謳うことができてしまいユーザーの目に留まりません。
例えば上記のようにメニューの1つにピックアップして季節限定メニューの訴求も良いですし、お店の立地(渋谷駅徒歩5分,閑静な住宅街)や雰囲気(10人以上の予約可能,カップル席も用意など)といった具体的な表現を心がけると良いでしょう。

✕ 髪の毛サラサラコンディショナー
◯ 表参道の有名美容室で使われているヘアケア

⇒「コンディショナー」で髪がサラサラになるというのは当然のことです。全く何の訴求にもなっていません。
導入実績(有名ホテル,有名美容院)や成分(ノンシリコン,防腐剤不使用,オーガニックなど)もしくは価格帯で勝負するのであれば、製品価格やキャンペーン(10日限定セールなど)といった訴求がベターです。
また、Twitter特有の特長として拡散力があるため、リツイートの見返りにプレゼントを付与することで、広告費用以上にリーチを伸ばすことができます。

具体性がない表現では伝わらない

先ほどと重複しますが、ありきたりな慣用句をメインの訴求に置くケースは中級者以上でよく見られます。広告文の使い回しもでき便利な言葉ですが、ユーザー目線で見ると「何も言っていないのと同じ」です。
広告文を作成する際は、「この表現はうちのサービス/商品でしか言えないことか?」を意識すると良いでしょう。

✕ 「大人気」、「大好評」、「リピート続出」
◯ 「Itunesランキングで登場後翌日2位」、「既に3万人が購入」

⇒どの業種・業界でもよく使われる表現として「大人気」「大好評」といった慣用句は代表的なものです。実際にTwitterを開くと、すぐにこれらの表現に辿り着きます。逆説的ですが、誰もが使う表現ということは、そのぶん広告としては目立ちづらく印象に残りにくいということです。
具体的な表現にする方法としては、ランキング(もしなければ無理やり実績を作る)、1日に●万人が購入など数字を含めると必然的に明確な表現になります。

✕ 「◯◯ブランド高額買取!」
◯ 「◯◯のネックレス 54,800円から買い取ります!」

⇒「高額買取」は質屋で使われる表現ですが、同じように「格安」「激安」などの表現も似ています。価格で訴求を惹くためには広告上で具体的な金額表記を記載しなければ、ユーザーはわざわざ広告をクリックしてページを閲覧しません。
明確にしずらい場合には、「1泊30,000円~」「ブランドウォッチ5,000円~」といった幅のある表現を使うと良いでしょう。

まとめ

Twitter広告の成果で行き詰まったとき、もちろん画像の差し替えを行うことで成果が上向くこともありますが、多くの場合では画像の制作費や入稿工数が大きいため、差し替えている途中に広告配信が終了してしまう….
というケースもあると思います。Twitter広告はテキストの差し替えも成果にインパクトを与えるため、まずは広告文の差し替えを試してみると良いと思います。