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松山

X広告(旧Twitter広告)

BtoB企業での効果的なTwitter広告の活用法

個人やBtoC企業とは違い、BtoB企業がTwitterアカウントを持つことはビジネスに直結しないと考えられがちです。

しかし、BtoB企業だからこそTwitterの拡散力を利用し、マーケティングツールとして役立てるべきだといえます。

BtoB企業の中には、すでにTwitter運用を成功させ企業ブランディングに繋げたケースや、取引先や業界関係者から投稿の有用性を認められ、多くのフォロワーを抱えるに至ったケースもあるのです。

BtoB企業が試すべき効果的なTwitter投稿とはどのようなものか、既に活用に成功している事例とともにいくつか紹介します。

1.なぜBtoB企業のTwitter活用が効果的なのか

Twitterは現在約4500万人もの国内アクティブユーザー数を誇る巨大SNSです。「いいね」やリツイート機能を搭載しており、その拡散力やオープン性から、優れたマーケティングツールとして評価されています。

実際、Twitterで話題になったことによりメディア露出が増えた人物や急激に売上を伸ばした商品も少なくありません。

しかし、Twitterの活用イメージとして根強いのは個人アカウントの運用やBtoC企業によるマーケティングであり、BtoB企業のビジネスに役立つという認識はまだまだ浸透していないのが現状です。

BtoB企業にとっても、Twitterはビジネスチャンスを生み出すマーケティングツールです。
活用手法によっては企業ブランドの向上や商品・サービスの売上UPに繋がります。

(1)Twitterを利用すべきケースとメリット

BtoB企業がTwitterを利用することで得られるメリットの中でも、代表的なものを3つ紹介します。
企業の置かれている状況や事業内容によっては、より大きな効果が期待できるケースもあるため、自社課題と照らし合わせながら確認してみましょう。

①情報の入れ替わりが早い

Twitterは情報の入れ替わりが早いツールです。
日々膨大な情報が配信され、その中からトレンドが生まれています。
そのためIT企業やメーカーなど、業界の情報更新が早い業種・業界との相性が良いといえます。

自社で新たに開発したアプリや海外の新技術情報、展示会出展告知や新製品のスペック情報配信など、取引先がいち早くキャッチしたいであろう情報をTwitterで配信すると効果的です。

②広告への活用が可能

Twitterの強みは、約4500万人もの国内アクティブユーザー数です。
この莫大なユーザー数を活かせば、BtoB企業の弱みである一般消費者へのリーチのしにくさ、社会的な認知度の低さをカバーすることができます。
社名の露出が少なく知名度の低い企業こそ、Twitterを大いに活用すべきでしょう。

BtoB企業がTwitterを利用することで今まで接触機会を持てなかった企業の会社員、経営者の目に留まる可能性が高まり、新しいビジネスチャンスを得ることにもつながるのです。

さらにTwitterに搭載されたリツイート機能は強力な拡散力を持っており、一度話題になればユーザー同士で情報がシェアされ、瞬く間に膨大なユーザーへのリーチが実現します。
これは他の広告媒体では代替できない特長です。

情報の拡散先には、BtoB企業にとって顧客になり得ないユーザー層も含まれるでしょう。
しかし幅広い層のユーザーに認知されることで企業のブランド力が高まり、ビジネスにも有利に働きます。

③フォロワーに対する広告プロモーションが可能

Twitterにはフォロー機能が搭載されており、ユーザーは気になるTwitterアカウントのフォロワーになることで、その後も継続的に情報を受け取り続けるのです。
BtoB企業のTwitterアカウントについたフォロワーには、新商品・新サービスの情報を確実に届けることができます。
自社に関心のあるユーザーリスト=フォロワーリストであり、Twitter運用によって見込み客リストに一斉に広告プロモーションを行なうことが可能になるのです。

一定のフォロワーが集まったアカウントであれば、さらにコストをかけてTwitter広告によるプロモーションを試みるのもよいでしょう。
アプリや商品宣伝を行なうプロモビデオ広告やプレロール広告などをタイムラインに流し、よりユーザーの注目を集められるように働きかけるのです。

フォロワー数が多い企業アカウントであれば、広告プロモーションを打つ前にどれほどの効果が期待できるか予測できるため、失敗する確率がぐっと下がります。

2.BtoB企業のTwitter活用方法

BtoB企業のTwitter活用にメリットがあることは分かっても、実際どのような投稿をすればいいのか分からないという企業も多いでしょう。

特にTwitterをはじめとするSNSを活用したマーケティングを本格的に実施したことがないBtoB企業の場合は、効果的な投稿の形とはどのようなものかを把握しておきましょう。

(1)どんな投稿が効果的か

BtoB企業がTwitter投稿を行う場合、まず会社や商品の知名度向上に利用することが第一歩です。
企業の内部紹介を行ったり、商品・サービスの最新情報をアップしたりするのは基本的な配信といえるでしょう。

他媒体を組み合わせて相乗効果を狙いたい場合は、ブログとTwitterを連動させる方法も効果的です。
情報をストックできるブログと、最新情報がどんどん流れるフロー型のTwitterを組み合わせれば、Twitterで集めたユーザーをブログに誘導し、ブログ側で安定的かつ継続的な集客を狙うという戦略が取れます。

Twitter上で話題になる、いわゆる「バズ」を起こすことを狙うなら、Twitter社が公表する「モーメントカレンダー」を活用する方法もあります。
年間イベントやトレンド、猫の日や万年筆の日など、近日中に話題になりそうなテーマでツイートをすれば、多くの人の目に留まりやすくなります。
投稿のネタ切れが起こりそうなときにも役立ちます。

3.TwitterのBtoB企業活用事例紹介

実際にTwitter運用に成功しているBtoB企業の事例を紹介します。
ここでは企業規模や業種の異なる4社を取り上げていますが、どれも戦略やアプローチ方法が全く異なるアカウントです。

事業内容が自社に近いものや、自社でも応用できそうなものがないか確認しながら見てみるとよいでしょう。

(1)森田アルミ工業

建材やインテリア製品の企画、製造を行うメーカーであり、「#森田アルミ」で商品情報や使い方など自社に関する様々な情報を発信しています。中には投票機能を付けてフォロワーからアンケートを取るTwitter投稿も行なっており、フォロワーと企業双方向のコミュニケーションを巧みに行っているBtoB企業です。

https://twitter.com/moritaalumi/status/1446045132411727883
Twitterアカウント:https://twitter.com/moritaalumi

(2)ベルフェイス社

BtoB企業が公式アカウントで投稿してもなかなか拡散に繋がらないことから、社長・従業員による個人アカウントから投稿を行う手法も。

ベルフェイス株式会社では、公式アカウントの他に代表取締役、企業広報、営業など社員個人のアカウントから情報発信されています。

社員一人一人が情報発信することで効率よく拡散でき、認知度向上とブランディングに繋がっているのです。
広報担当の個人アカウントからは、自社の広報資料の配布なども行なっています。

https://twitter.com/komasabellface1/status/1113379827287871488?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E
1113379827287871488%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_
url=https%3A%2F%2Fwebseisaku.webtame.jp%2Fmedia%2F
operational-know-how%2FTwitter

Twitterアカウント(公式):https://twitter.com/bellface_jp

(3)有限会社 大〆商店

従業員数10名の水産物仲卸業を運営する京都の会社です。取引先は京都市内の割烹料理店や魚屋、寿司屋などであり、本来であれば一般消費者からの知名度は低い方だといえるでしょう。

この企業のTwitter投稿は、珍しい鮮魚や海鮮料理の写真・動画をユーモアあるツイートとともに投稿したもの。その親しみやすい内容で多くのファンを集めており、2022年1月22日時点でフォロワー42.4万を獲得しています。

投稿埋め込み:https://twitter.com/red2red2red2/status/1424346713741938688
Twitterアカウント:https://twitter.com/red2red2red2

(4)Yahoo!マーケティングソリューション

広告主や広告代理店、マーケターなど、明確にターゲットを決めて情報発信しているケースです。業界関係者が求めるマーケティング情報をTwitter投稿しており、「データマーケティングの最新情報が知りたければYahoo!マーケティングソリューションのTwitter投稿を見に行く」という認識を確立し、企業のブランディングに成功しました。

投稿埋め込み:https://twitter.com/yahoo_marketing/status/1480778142684180482
Twitterアカウント:https://twitter.com/yahoo_marketing

4.Twitterを活用して事業運営に役立てよう

BtoB企業がTwitterを活用することで、ブランディングや商品・サービスの売上向上、新たな顧客の獲得などに繋げることができます。

自社および自社商品に関する最新情報をスピーディーに届けるための広告宣伝として使うことは基本ですが、自社社員による個人投稿やユーモアある投稿で、BtoB企業とユーザー間の距離を縮めることも可能です。

さらには自社のTwitter投稿の価値を高め、業界関係者の認識を変えるほどの成功を納めた企業もあります。

Twitterを効果的に運用し、事業成長に役立てましょう。

【参考URL】
https://gaiax-socialmedialab.jp/post-36993/
https://www.comix.co.jp/blog/btob-twitter/
https://webseisaku.webtame.jp/media/operational-know-how/Twitter
https://www.webtanguide.jp/column/b2b_twitter_jirei/
https://video-b.com/blog/twitter/ns-04-0002/
https://marketing.twitter.com/ja/success-stories
https://www.colorfulbox.jp/media/blog-twitter/