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松山

X広告(旧Twitter広告)

【アクション獲得には不向き?】Twitter広告でおすすめの配信方法ご紹介!

Twitter広告は、普段目にすることも多く導入もしやすい媒体ではあるものの、実際に配信してみると、「思っていたように成果が出なかった」という声も多く見聞きします。Twitter広告はGoogleやYahoo広告とは特性が異なるため、配信目的の決め方や配信原稿の考え方に注意が必要です。

Twitter広告の特長

まずはTwitter広告の媒体としての特長を強み・弱みに分けて説明します。

強み

Twitter広告の強みは独自の「リツイート」による拡散力です。他のSNSではシェア機能はあるものの、拡散力においてTwitter広告を上回る媒体はありません。
また、Twitter広告では「リツイート」以降の二次拡散で発生したインプレッション・クリックに関しては課金対象外となるため、拡散されればされるほど、高い費用対効果を得ることができます。

弱み

一方で、弱みとしては問い合わせや購入といった「アクション獲得」としての配信です。Twitterの利用ユーザーの心理として、まず「Twitterを離れなくない」という心理があり、Twitterから広告をクリックしてウェブサイトに誘導し、問い合わせフォームに入力して….というようなアクションをしたいタイミングではないことが多いです。「リラックスタイムになんとなくタイムラインを眺める」という利用ではアクション獲得まではつながらないケースが多いです。

また、Twitterの媒体自体のデータ精度の問題もあります。Twitter広告では興味関心やツイートした内容、フォローしている人によって広告のターゲティングが可能ですが、「年齢・性別」といったデモグラフィックデータを保有しておらず、精度の高いセグメントを切ることができません。
(もちろん設定としては可能ですが、あくまでも推定データなので、設定外のユーザーに表示されるケースが多いです。)

Twitter広告おすすめの利用ケース

キャンペーン実施

まず第一に「●●プレゼント企画」などといったキャンペーンと組み合わせた配信は成果が見えやすい配信方法です。

「リツイートやいいね」に対するインセンティブを付けて、アクションを行ったユーザーの中で抽選プレゼントという方法が一般的です。

プレゼントキャンペーンであれば、参加のハードルが低くメリットも明確であるため、参加者を伸ばしやすく拡散を稼ぎやすい方法です。

クーポン配布(通販など)

通販サイトなど限定の施策ですが、「クーポン配布」形式であれば、Twitter広告でも間接的に購入獲得を増やすことが可能です。
前述のとおりTwitterを利用している最中は、通販サイトでの購入など細かい入力を行いたくないシーンであることが多いため、Twitterを見ているタイミングで購入を促すことはハードルが高いです。

しかし、Twitter広告上ではあくまでもクーポン配布までにとどめておき、そのあと一定期間の有効期限内に自由にクーポンを利用できる仕組みにしておけば、実際に購入したいタイミングにアクションを狙うことができます。

最新情報の周知(イベント、映画など)

実際のアクション獲得までは難しくても、情報を周知させることにTwitterは長けています。実際、Twitter上では最新情報がトレンド入りすることも多く、事件や事故など地上波テレビのニュースよりも早く拡散されていきます。Twitterユーザーは最新の情報を求めており情報収集を行う一面もあります。

そのため、新店舗オープンやイベント開催情報といったタイムリーな情報をTwitter広告上で流すことで、参加や来店を促す効果が得られます。

まとめ

Twitter広告を配信する際には、GoogleやYahooといった代表的な広告媒体とは異なる特性があることを認識したうえで施策を組んでいく必要があります。

また、記事内でも触れていますがあくまでも情報拡散や、キャンペーン応募といったライトなアクションを目的とした配信がおすすめなので、問い合わせや資料請求、通販での購入獲得といったハードルが高いアクションは別の媒体で促進させる広告プランにすると良いと思います。