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松山

リスティング広告

【審査落ちに注意!】美容クリニック系商材の検索広告の審査で引っかかりやすいケース

リスティング広告の審査落ち理由は、ステータスから確認することができますが、具体的な該当部分は開示されません。

そのため、修正箇所がわからず、なかなか広告配信をスタートできないといったケースはよくあります。
特に、美容クリニック系の商材は医療広告ガイドラインと、Googleのポリシーの2軸で審査されるため、審査に落ちやすい傾向があり、弊社もかなり審査通過に時間がかかってしまったケースもございます。

この記事では、美容クリニック系の商材を扱う予定のある方、または現在審査に出しているものの、なかなか通らず苦戦している方向けに、よくある審査落ちのケースについて、ご紹介いたします。

1.NO.1表記(最上級表現)の使用

こちらはつい使いがちな表現ですが、ほぼ間違いなく審査には通りません。
例えば「予約の取りやすさ全国NO.1」などが該当します。
このような最上級表現を用いてしまうと、ほぼほぼ審査落ちします。

どうしても最上級表現を用いたい場合は、最上級表現の内容が確認できる第三者のリンクをランディングページに記載することで、審査に通る可能性がありますが、明確な審査基準が不明なため、避けておくのがベターです。

2.全く痛くない、絶対治る、必ず痩せるなどの表現

こちらも、クリニック系ではよく用いてしまいがちな表現ですが、これらも基本的にはNGです。
これらの表現を用いてしまうと、「現実味のない効果を、見込みがあるものと謳ってユーザーを呼び込んでいる」と判断されてしまい、審査落ちとなってしまいます。
過度な表現はなるべく控えるようにしましょう。

3.価格の二重表記

こちらは、少し悪質なので、うっかり用いてしまうケースはほとんどないと思いますが、念のためご紹介しておきます。

価格の二重表示とは、実際に販売している価格よりも高い価格を「通常価格」などとして表示し、安さをアピールする表現のことです。

例えば通常価格900円の商品があるとします。
その商品の広告を掲載する際に、「通常価格1000円のところ、本日限り700円」というような表現をすることを指します。
※二重価格表示も、適切に行う限りは問題ありません。

ユーザーをだますような表現はNGということですね。

4.ビフォーアフター写真

こちらは、美容クリニック系の広告ではよく見かけるのではないでしょうか。
実は、施術を行う前と、施術を行った後のビフォーアフター写真を載せるのは、必ずではないですが、審査落ちの原因となってしまうケースがあります。

審査基準についても常にアップデートされているため、以前はよくても今はだめ、ということがよくあります。ビフォーアフター写真はそれです。

今審査に通っている状態でも、いずれ再審査がかけられ、審査に落ち掲載不可となる可能性が高いため、もし使用している場合は、修正したほうが安心です。

5.お客様の声(体験談)

信頼度や、安心感の向上のために、LP内やHP内にお客様の体験談などを使用していることもありますよね。
しかし、「治療効果に対する患者の体験談」を掲載することは禁止となっています。
理由としては、効果について誤認を与えるおそれがあることと、治療効果には個人差があり患者の状態によって異なることがあるためとされています。

まとめ

美容クリニック系の商材の多くの審査落ちのケースは、「医療広告ガイドライン」に反していることがほとんどです。

かなりボリュームがあり、読むだけでも一苦労ですが、広告が出稿できないとせっかくのLPも無駄になってしまいます。
実際にこのガイドラインをよく読んだ上で、LP内のチェック、広告文のチェックを行い、万全の態勢で広告を掲載するようにしましょう!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。