マイクロコンバージョンの計測の効果、どんなときに設定すべきか?
コンバージョン案件の際、コンバージョンが中々発生しないといったケースに直面することもあるのではないでしょうか。
そういったときに活用できるマイクロコンバージョンをご紹介します。
マイクロコンバージョンとは
マイクロコンバージョンとは、最終的な成果に至るまでの中間地点のことです。
購入完了をコンバージョンとするならば、
中間地点は
・商品検索
・カートへの追加
・購入フォーム
などをマイクロコンバージョンとして設定可能です。
設定するタイミング
むやみに設定すると逆効果になる場合があります。
どんなときに設定すべきかをご紹介します。
(1) 最終コンバージョンが伸びにくい場合
高単価商品の場合、購入のハードルが高く予算との兼ね合いでコンバージョンを確認することが難しいことがあると思います。
コンバージョンデータがないと運用上のチューニングがしずらく改善がしにくいです。
例えば、コンバージョンを購入フォーム遷移後の購入完了ページへの到達にしている場合、マイクロコンバージョンを購入フォーム到達時点で設定してみると、購入検討している人がどの程度いるかが分かります。
まずはユーザーがどの程度見ているかなどの指標を見るために、マイクロコンバージョンを設定し確認してみましょう。
(2) Facebook広告でコンバージョンキャンペーンを使用する場合
Facebook広告でコンバージョンキャンペーンを使用し配信する場合、「1週間50CV」が目安となっているため、CVが少ない際に、マイクロコンバージョン設定を行ってデータを補足することで、機械学習が利用できるようになります。
Facebook広告には機械学習機能があるため、この方法を活用するのも一つの手になります。
注意点
(1)管理する指標が増える
マイクロコンバージョンを設定することで、指標が増えて最終コンバージョンと混同しないように分けてカウントする必要があります。
マイクロコンバージョンは、あくまでもコンバージョンより手前にあるコンバージョンポイントということを念頭におきましょう。
(2)コンバージョンが増えるという訳ではない
マイクロコンバージョン設定を行ったからといって、コンバージョン数を増えるわけではありません。
上記でも述べている通り、あくまでもコンバージョンより手前にあるコンバージョンポイントです。
コンバージョンが増加しない原因は、サイトの設計やターゲティングなど他に問題がある可能性が高いため、分析が必要になります。
まとめ
「マイクロコンバージョン=コンバージョン」という訳ではないということはおわかりいただけたかと思います。
コンバージョン獲得に悩んでいる場合には一つの方法として試してみてください。