NISSIN(日辰広告株式会社) NISSIN(日辰広告株式会社)

Tips

海老名

Instagram広告

インスタ広告のバナーサイズと作成方法、作成のポイントを紹介

「インスタ広告のバナーに必要な要素はなんだろう?」 「どうやったら反応の良いバナーが作成できるだろう?」 以上のような悩みを抱えていませんか? インスタ広告は、写真投稿や動画投稿、ストーリーズの閲覧中に自然な形で割り込んで表示される広告です。

画質が良く、インパクトのある画像や動画を使用することで、視覚的なアプローチができ、認知拡大にも効果的な配信と言えるでしょう。 そこでこの記事ではインスタ広告のバナーサイズから作成方法、ポイントまで解説します。

1. インスタ広告のバナーサイズ

インスタは画像がメインの媒体です。 そのため、それぞれの配信面に合ったバナーサイズを理解して、ユーザーの関心を掴むクリエイティブを作成しましょう。 以下では、インスタ広告で使用する3つの配信面におけるバナーサイズを紹介します。

(1).フィード広告

フィード広告は、一般的なインスタ投稿に流れる広告です。 フィード投稿では、1枚の画像だけを使ったものから、複数枚表示させるカルーセル広告、動画広告まで作成できます。 フィード広告のサイズは以下のとおりです。 ファイルタイプ:JPGかPNG 推奨アスペクト比:1:1 推奨解像度:1080×1080ピクセル以上 最大ファイルサイズ:30MB 対応アスペクト比:最小400×500〜最大191×100

(2).ストーリーズ広告

ストーリーズ広告は、24時間で消えるタイプの投稿形式であり、フォローしているユーザーのストーリーズを閲覧しているスワイプ中に5秒間表示されます。 ストーリーズ広告のサイズは以下のとおりです。 ファイルタイプ:JPGかPNG 推奨アスペクト比:9:16 推奨解像度:1080×1080ピクセル以上 最大ファイルサイズ:30MB 最小幅:500px

(3).発見タブ広告

発見タブ広告は、ユーザーの嗜好に合わせてインスタの虫眼鏡アイコンから表示される広告です。 ユーザーの関心の高いコンテンツやトレンドが表示されます。 認知拡大だけでなく、インスタアカウントへの流入にも効果的です。 発見タブ広告のサイズは以下のとおりです。 ファイルタイプ:JPG・PNG 推奨アスペクト比:1:1もしくは9:16 推奨解像度:1080×1080ピクセル以上 最大ファイルサイズ:30MB 最小幅:500px

2.インスタ広告文とバナーの作成方法

インスタ広告では表示される順番が画像、広告文であるため、画像の内容がユーザーに響くかが鍵となります。 そこで以下では、インスタ広告の広告文とバナー作成の方法を紹介しています。

(1).広告文の作成方法

インスタ広告の画像・バナーに興味を持ったユーザーが目にする広告文の作成方法を紹介します。 広告文の作成では、抽象的な表現にならないよう、以下の手順を踏むことが重要です。 自社商品の機能や強み・弱みをリストアップする 競合他社の強み・弱みを把握し、自社商品の訴求ポイントを挙げる 訴求ポイントを決め、広告文を作成する まずは、すぐに文章を構成するのではなく、自社商品やサービスの強みや弱みをリストアップしていきましょう。

「価格がリーズナブル」「顧客満足度が高い」などの強みを取り入れると有効です。 続いて、競合他社の見出しから強みや弱みを分析し、自社商品の訴求ポイントを洗い出しましょう。 競合他社のターゲティングを参考にするのも効果的です。

最後に、訴求ポイントを決定して広告文を作成します。 ただし、インスタのフィード広告の広告文(キャプション)は、最初の2行以降はクリックしなければ表示されません。 「…続きを読む」をクリックすることで読み進めることができますが、ユーザーに続きを読んでもらうには最初の2行に伝えたいキーワードを盛り込むことが大切です。

ストーリーズ広告では、最初の6行が表示されますが、やはりはじめの2行が肝心と言えます。 最初の2行にユーザーのメリットとなる内容を入れて興味や関心を引きましょう。

(2). バナーの作成方法

続いて、インスタ広告の要となるバナーの作成方法を紹介します。 バナー作成では、意図を持った内容が重要であるため、以下の手順を踏んでみましょう。

バナーに入れる訴求ポイントを絞る
バナーに入れる訴求ポイントに合わせて背景などを調整する

まずは、限りある画像の範囲内に価格・特徴・会社名・サービス名などを入れると訴求ポイントが分かりづらくなるため、訴求ポイントを絞ります。

複数訴求したいポイントがある場合は、複数のバナーを作成しましょう。

次に、訴求ポイントに合わせて背景などを調整していきます。 先にデザインや背景などを設定しては、訴求ポイントが伝わりにくくなるため、訴求ポイント、背景などのデザインの順番を踏みましょう。

3. クリエイティブの作成ポイント

最後に、インスタ広告のクリエイティブ作成におけるポイントをいくつか紹介します。 成果獲得・認知拡大など目的によって、最適なクリエイティブは異なりますが、ここではどちらにも共通している部分を紹介しています。

(1).画質の良い画像を使用する

インスタは画像や動画をたのしむ媒体であり、画面いっぱいに表示されるため、画質の良し悪しが広告の印象を左右します。 ただし、必ずしもプロのカメラマンが撮影した画像を使用する必要はありません。 スマホで撮影した写真であれば、解像度が低すぎることもないためです。 ただし、ズームで撮影すると画像が荒くなってしまうため注意しましょう。 最小ピクセルを理解し、できるだけ解像度の高い鮮明な画像を使用することでユーザーの目にも留まりやすくなります。

(2).動画は15秒以内にまとめる

インスタの動画は最大120秒まで投稿可能ですが、長い投稿は好まれない傾向にあります。 また、ストーリーズ広告は15秒単位で表示されるため、短い時間内で商品・サービスの良さがどこまで伝えられるかがポイントです。

15秒にまとめられない内容であっても、冒頭の15秒で「続きが気になる」と思わせることで、最後まで広告が見られるでしょう。 いずれも、動画広告は冒頭の15秒が大切です。

(3).動画は音声なしでも楽しめるものを

商品やサービスの特長は音声を入れることで、より伝わりやすくなりますが、インスタ投稿の音声をオフにして目にする人も多くいます。

そのため、音声ありでもなしでも理解しやすいクリエイティブが効果的です。 音声なしでも理解できる動画、またはテロップなどで視覚的に理解できる動画などを作成しましょう。

(4).ハッシュタグを使用する

インスタ広告の広告文(キャプション)では、ハッシュタグ(#)を使用することで、ほかの既存の投稿に誘導することも可能です。 また、ハッシュタグで検索した顕在ユーザーの目に留まる機会が増えます。

話題のキーワードを入れることで、ユーザーの関心を集める効果も期待できるでしょう。 ハッシュタグの使用によって、自社の商品やサービスのラインナップを伝えることもでき、興味を持ってもらうきっかけが作れます。

(5).商材の内容に合わせる

広告配信する商材の内容に合わせたクリエイティブを作成しましょう。 インスタ広告では視覚的にアプローチでき、一目見て「気になる!」と感じたユーザーは、テキストや移行先のサイトで詳細を確認します。

しかし、「気になる!」とアクションしたにも関わらず、クリエイティブと関係のない商品やサービスの提示であれば、ユーザーは離脱してしまうでしょう。 離脱だけでなく、ネガティブな印象を与えかねません。 目に留まるデザインも大切ですが、ユーザーに不信感を与えないためにも、クリエイティブは必ず商材の内容に合わせて作りましょう。 ユーザーが次の行動へと移ったときにも違和感のないものにすることで、コンバージョン率の向上も期待できます。

(6).広告らしさのないバナーにする

インスタ広告では、一般的な写真投稿やストーリーズに混ざって広告が表示されます。 他の広告媒体と比べて、広告らしさのない配信であるため、バナー作成においても広告らしさのないデザインがおすすめです。

友人・知人の投稿やストーリーズを見ている最中に、あからさまな広告は良い気分ではありません。 そのため、ユーザーが閲覧する流れを妨げない「広告らしさのないバナー」が良いとされています。

(7).コンセプト重視にする

ターゲットや訴求ポイントを絞って、コンセプトの軸を確立させましょう。 コンセプトがずれると伝えたい内容がユーザーへストレートに届きません。 色や画像に関してもコンセプトに合ったものを選び、伝えたいことをシンプルに伝えましょう。

さらに、ユーザーの願望や理想、悩みなどの感情に寄り添った内容のバナーを作ることで、認知拡大やコンバージョン率の向上にも繋がります。 コンセプトを重視することで、参考にしたいバナーデザインも見つけやすいでしょう。

(8).文字を多めに入れる

インスタ広告のクリエイティブでは、文字を多めに入れて訴求することも可能です。 「広告らしさのないバナー」がポイントであると先述しましたが、他の投稿に馴染んでしまうことも懸念されます。 そのため、広告として分かりやすくするために、クリエイティブ内に文字を多く入れた方が良い場合もあります。

また、ストーリーズや動画広告では、ディスプレイ広告よりも画面にいっぱいに画像や動画が表示されるため、文字を多く入れても認識しやすいです。 訴求やベネフィットなど、ユーザーの興味・関心を引き出す内容の文字は、多めに入れてみましょう。 ただし、商材によっては相性の良い文字数も異なるため、ABテストを行い検証してみてください。

(9).アクションボタンを設置する

アクションボタンの設置は、他の投稿に馴染んでしまうことへの防止策としても有効です。 インスタ広告の出稿する際は、以下のようなCTAを選択して設置できます。

申し込む/お問い合わせ/ダウンロード/詳しくはこちら/メニューを見る/アプリを利用など アクションボタンは、他の投稿に馴染むのを阻止するだけでなく、ユーザーの行動を促すことへも貢献します。 インスタ広告公式のボタンであり、ワンクリックで遷移できるため、ユーザーの負担や嫌悪感も少ないでしょう。

まとめ

インスタ広告では、通常フィード投稿やストーリーズ投稿の閲覧画面に自然な形で広告が配信されます。

さらに、インスタアカウントへ流入しやすい発見タブ広告も用意されているため、目的に合わせた配信が可能です。 インスタは、画像や動画を楽しむ媒体であることから、インパクトのある画質の良い画像や動画を使用することで、ユーザーの目に留まりやすく認知拡大も期待できます。 クリエイティブの作成では、画質の良さだけでなく、商材に合わせた広告内容であることが重要です。

ユーザーは気になる投稿から、広告文を見て、リンク先へ遷移しますが、広告と内容にズレがあれば不信感を募らせて離脱してしまいます。 ネガティブな印象を与えてしまう可能性もあるため、訴求ポイントやターゲットを一致させたクリエイティブを作成しましょう。

潜在ユーザーだけでなく、ハッシュタグなどで顕在ユーザーにもアプローチできる、インスタ広告。 効果的なクリエイティブを作成して、認知拡大やコンバージョン率の向上を現実にしましょう。

【参考サイト】
https://www.facebook.com/business/help/410873986524407