Stapeを用いたコンバージョンAPI設定方法をご紹介
コンバージョンAPIの導入に踏み切れていない方もいるのではないでしょうか?
コンバージョンAPIは、Meta広告を運用する上で適切なデータを収集するために重要。しかし設定には専門知識や導入コストが必要になってきます。
この記事では、コンバージョンAPIがなぜ必要なのかと、専門知識がなくてもコンバージョンAPIを設定できる方法を解説しています。
具体的な設定方法も説明しているので、導入を考えている方は参考にしてください。
1.コンバージョンAPIはなぜ必要なのか?
コンバージョンAPIとは、Meta広告のコンバージョン測定を正確かつ効果的に行うためのツールです。
Meta広告はCookieでユーザーの行動履歴を収集し、コンバージョンを測定しています。しかし、Cookie規制の動きが高まり、Cookieを利用したコンバージョン計測が困難となってきています。
そこで、Cookie規制の影響を受けないコンバージョン測定方法が重要視されはじめました。
コンバージョンAPIは、広告主のサーバーから、Meta広告のサーバーに直接データを送信します。つまり、Cookie規制の影響を受けずに、正確なコンバージョンデータを取得することが可能となったのです。
2.設定方法?
コンバージョンAPIの設定方法にはいくつかありますが、プログラミングの知識や、Webサイト構造に関する知識など、専門的な知識が必要になります。
広告主の中には、コンバージョンAPI導入のために外部から専門者を頼むには多くの費用がかかり、なかなか導入できていない企業も多いのではないでしょうか。
ここでは、コンバージョンAPIの設定方法を3種類解説します。
①スクラッチで開発
コンバージョンAPIはスクラッチで開発することも可能です。しかし、適切なAPIの知識が必要であり、開発や運用には膨大な工数がかかってしまいます。
②Googleタグマネージャーを利用
Googleタグマネージャーのサーバーサイドタグを使うことで、コンバージョンAPIの設定が可能です。
ノンコードで設定できるため、自力で設定することも可能ですが、Google広告を運用していないと導入しづらい点や、外部に設定を委託するとコストがかかる点、さらにGoogleクラウドプラットフォームのランニングコストがかかる点がネックになってきます。
③その他ツールを利用
サードパーティの計測ツールを導入して設定することも可能です。
ツールによってはコストがかかりますが、一度設定すれば運用や管理のコスト・工数はかかりません。その他ツールを活用する場合は、中でも「Stape」というツールがおすすめです。
次項からは、Stapeについてと、なぜStapeがおすすめなのかを説明します。
3.Stapeとはなにか?
Stapeとは、コンバージョンAPIの設定を低コストかつ簡単に導入できるツールです。手動のタグ設定が不要のため、専門知識がなくても導入が可能です。
StapeはSTAPE, INC.という米国に本社がある企業が提供しています。STAPE, INC.とMeta社は「Meta’s Conversions API Gateway Hosting」というサービスを共同開発しました。Meta’s Conversions API Gateway Hostingを利用することで、コンバージョンAPIを簡単に導入できるようになりました。
4.Stapeの設定方法
それでは、StapeでコンバージョンAPIを設定する具体的な設定方法を見ていきましょう。
1. Stapeのアカウントを作成:
まず、StapeのURLにアクセスし、 メールアドレスを入力して「Try for free」をクリックします。メールアドレスに届いたURLからパスワードの設定を行います。
登録が完了するとStapeのダッシュボードへのアクセスが可能になります。
2. Meta Conversions API Gatewayの設定:
はじめに管理用の設定を行います。ダッシュボードの画面の上部にある「FB CPAI Gatewayタブ<CreateCAPIG」の順に進みます。
ここでは「Gateway name」「Admin email」「Servers location」を設定します。
注意点として、「Admin email」に入れるメールアドレスは必ず「1. Stapeのアカウントを作成」で入力したメールアドレスとは異なるメールアドレスを入力してください。この先に進めなくなるおそれがあります。
最後に右下の「CreateCAPIG」を押して完了です。
続いてサブスクリプションの契約をします。Conversions API Gatewayには以下の3種類のサブスクリプションプランがあります。
・Pay as you go(従量課金制):ピクセルごとに月払い10ドル
・Unlimited(無制限):ピクセル数無制限で月払い100ドル
・Enterprise(エンタープライズ):個別相談で決定
自社広告なら「Pay as you go(従量課金制)」で問題ないです。プランを選択してクレジットカードの情報を入力。登録したメールアドレスに届くリンクをクリックして管理画面にログインしてください。
これでMeta Conversions API Gatewayの設定は完了です。
3.Meta広告のデータを接続:
管理画面から、Meta広告のデータソースへ接続します。
「Overview」から「Add data source」をクリックし、「Business Manager」と「Pixel」を選択。「Automatic advanced matching」は有効にしておきます。
「Trust This Site?」の質問に回答し、「confirm」まで進んだら完了です。
4.接続テストと受信確認:
Meta広告のデータソースへ正しく接続できているか、発火テストを行います。
まず管理画面の「Overview」から「Advanced matching」の2項目をオンにします。
該当のサイトへ訪問することでイベント発火させます。しばらく待つとイベント受信が完了し、画面が切り替わり「Screen Rate:100%」と表示されれば問題なく接続できています。
続いて、複数からのシグナルを受信できているかどうかを、イベントマネージャーで確認します。こちらの手順は24時間程度経過してから確認できるようになります。
イベントマネージャーの「総合」という項目に「複数」と表示されていれば問題ないです。
5.マッチングクオリティ設定:
イベントの質をマッチングクオリティという指標で測定できます。ちなみに測定基準は、悪い、普通、良い、非常に良い、の4つ。
マッチングクオリティの追加設定を行うと測定精度を上げることができるため、設定しておきましょう。
設定はイベントマネージャーから行います。イベントマネージャーの「統合を管理」を選択。
「コンバージョンAPI<管理<イベントを設定」と進みます。「次へ」進み、「イベントの選択」で全てのイベントを選択します。
「次へ」進み、「イベント詳細パラメータ」の全てのイベントを選択します。「次へ」進み「完了」。
以上のステップでコンバージョンAPIの設定は全て完了です。
5.Stapeを使うメリット
Stapeを使用すると、簡単にコンバージョンAPIの設定をできる以外にもメリットがあります。
①安価:
Stapeは月額10ドル(2023年12月10日時点で約1448円)で利用可能。エンジニアに頼んだり、プラットフォームとパートナー連携させたりするよりも安価に済むことがほとんどです。
②スピードが早い:
簡単な設定でコンバージョンAPIの設定が完了します。Stapeアカウントの作成、Metaデータとの接続、という2ステップでコンバージョンAPIを導入できます。
③技術者の支援が不要:
コーディングが不要で導入できるため、技術的な負担が少なく済みます。さらにメンテナンスコストもかかりません。
6.Stapeを用いてコンバージョンAPIを導入しましょう
今回は、コンバージョンAPIについてと、コンバージョンAPIを設定するためのツール「Stape」について解説しました。
Cookie規制が進む中で、Cookie規制の影響を受けずにコンバージョン測定が可能なコンバージョンAPIは重要となってきます。
コンバージョンAPIの導入には専門知識が必要だったり、膨大なコストがかかったりと導入への障壁が多い中で、Stapeを活用すると低コストで簡単にコンバージョンAPIの設定が可能です。
参照: