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松山

Instagram広告ショッピング広告

Instagramショップ徹底活用!機能、ショップ開設方法、専用タブ内への広告配信までを解説

Instagram(インスタグラム)が、「欲しいものや素敵なものを発見できる場所」から「発見して、そのまま購入できる場所」へと変わりつつあります。

元々、インスタはアクションにつながりやすいSNSです。
2018年に実施された「IPSOS プロジェクトInstagram」の調査では、18~34歳の男女の85%がインスタの投稿を見て何らかの行動を取るという結果が出ています。

いまや、InstagramショッピングやInstagramショップの登場によって、「発見→Googleなどで検索→ブランドのサイトでお目当てのアイテムを探す→購入」という何段階もの行動を経る必要がなくなりました。

「自分好みのものが集められたカタログ」のようなInstagramショップタブ内への、広告配信も始まっています。

インスタ全体で、購入という行動につながりやすい環境がつくられているのです。

Instagramショップを徹底活用するために、InstagramショッピングやInstagramショップとは何なのか、ショップの開設方法、Instagramショップ専用タブ内に広告を配信する方法などについて、ご紹介します。

1.Instagramショップとは?

Instagramショップは、2020年6月に米国で、7月には日本でも導入された「お気に入りの商品やブランドを発見する場所、もしくは機能」です。

ショッピング機能を使っている投稿やブランドが、ユーザーごとにパーソナライズされて表示されるため、ユーザーは好みの商品やブランドを新たに発見しやすくなります。

また、企業側・ショップ側としても、ユーザーの興味や好みに合わせたInstagramショップに自社の投稿が表示されれば、潜在的な顧客にリーチする大きなチャンスとなるでしょう。

Instagramショップは、「発見タブ(虫眼鏡アイコンのタブ)」に導入されたあと、同年11月にアプリ内画面下のナビゲーションバーに専用タブがつくられました。

Instagramショップには、企業がショップ機能で作成したコレクションが表示されます。コレクションというのは、商品をテーマごとにまとめて表示する形式のことです。

また、専用タブ内ではショッピングをテーマにしたインスタによる公式アカウント「@shop」のエディターおすすめ商品なども紹介されており、新たな発見やショッピングを楽しめる場となっています。

2.Instagramショップの機能

Instagramショップには、ユーザーに「購入」「情報をシェア」「インスタ上のショップや外部のウェブサイトへの訪問」といった行動を促す機能が備わっています。

(1)ウィッシュリスト

Instagramショップやショッピング機能を使っている投稿の商品タグから飛ぶ商品ページでは、しおりマークをタップすることで商品をウィッシュリストに入れることが可能です。

Instagramショップや商品ページ以外の投稿で同じくしおりマークをタップすると、ウィッシュリストではなくコレクションに入ります。

コレクションは、「アパレル」「化粧品」「旅行先候補」など、投稿をカテゴリー別にわけてブックマークしておける機能です。

ウィッシュリストはInstagramショップの右上の「メモ帳の中にしおりが書かれたマーク」や、「ホーム→右下の自分のプロフィール画像→右上の三本線のメニュー→保存済み」をタップしていくことで見られます。

(2)情報のシェア

Instagramショップやショッピング機能を使っている投稿の商品タグから飛ぶ商品ページでは、しおりマークの隣の紙飛行機マークをタップすることで、ダイレクトメッセージで投稿をシェアすることが可能です。

(3)商品の詳細紹介

商品を詳しく見たいときには、商品写真をタップするか、「商品を見る」タグをタップしましょう。詳細で見られるのは、商品説明、サイズやカラーの展開、価格、別の商品写真などです。

モデルが異なるポーズをとっていたり、実際に購入した際のイメージがわくような写真だったり、細かい部分がアップで撮られていたりといった、トップ画像とは違う写真が見られることもあります。

(4)ウェブサイトへの誘導

Instagramショップでは、インスタ内のショップやウェブサイトへのリンクが貼られています。

ウェブサイトへのリンクは、自社ECサイトへつながっていることが多い傾向にあります。

「いいな」と思ったときに、Googleでの検索などのワンアクションをはさまずに、購入ページまで誘導できることで、企業としてはビジネスチャンスが増えます。

また、すぐに購入までいかなくても、ショップや自社ホームページを通してブランドの名前やストーリーなどを知ってもらえることは、認知度の向上やファンづくりに有効です。

(5)チェックアウト

自社のECサイトに誘導するのではなく、Instagram内で決済まですることができるチェックアウト機能は、現時点では日本では利用できません。

チェックアウト機能が利用できるのは、現在米国の要件を満たすビジネスアカウントおよびクリエイターアカウントのみです。

3.InstagramショップとInstagramショッピングの違い

Instagramショップは、既に述べたように「商品やブランドを発見するための新しい場所」であり、発見タブや専用タブなどに展開される個々のユーザーにパーソナライズされた場所のことをいいます。

対してInstagramショッピングは、Instagramに投稿されたブランドの写真などから買い物ができる機能の総称です。

Instagramショッピングを設定することで、ショップが開設でき、ユーザーの好みや行動傾向と一致すればユーザーのInstagramショップに商品が表示されます。

ショップはインスタ上で無料で開設できるオンラインショップです。商品の販売をする場所であるのとともに、ブランドストーリーをシェアする場所でもあります。

ショップ機能の「コレクション」を使用すると、商品を「新着」「季節のトレンド」などのテーマごとにまとめて、ショップをカスタマイズすることが可能です。

4.Instagramでのショップの開設方法

インスタ内でショップを開設するには、InstagramとFacebookでのカタログや販売を管理するためのプラットフォームであるコマースマネージャを使います。
以下の順にステップを踏んでいきましょう。

(1)要件を満たしているかの確認

まず、ショップを開設するにあたってInstagramが求めている要件を満たしているのかを確認しなくてはなりません。

①Instagramのポリシーに準拠しているか

コマースの利用要件を精査して、販売する商品が適格であることと、コマースポリシー、利用規約、コミュニティガイドラインなどInstagramのポリシーに準拠していることを確認します。

②ドメインを持っているか

自社がウェブサイトのドメインを持っているか、ショップにそのウェブサイトから直接購入できる商品のリストが掲載されているかを確認しましょう。

また、ショップを開設する者が、ドメインに関連づけられている店舗やウェブサイトの代表者でなくてはなりません。

③Instagramショッピングを利用できる地域か

自社の所在地・拠点が、Instagramショッピングを利用できる地域かどうかを確認します。

④Instagramアカウントの種類は適格か

持っているInstagramアカウントが、ビジネスアカウントかクリエイターアカウントであり、Facebookページにリンクしていることを確認します。

⑤ビジネスマネージャのアカウントはあるか

ビジネスマネージャのアカウントがなければ、作成しなくてはなりません。
コマースマネージャでショップ設定をする際に必要です。

(2)ショップの作成

コマースマネージャでショップを作成し、詳細を設定していきます。

まずは、ユーザーが商品を購入する場合のチェックアウト方法を選択してください。

次に、販売チャネルとして、ショップをInstagramだけに開設するのか、InstagramとFacebookの両方に開設するのかを決めます。

「商品を追加」ページで、作成済みの商品カタログをリンクするか、新しい商品カタログを作成して、ショップに商品を追加しましょう。カタログの中身は後でも編集できます。

(3)審査を受ける

設定ができたらプレビューで確認して、Instagramに送信して、審査を受けます。

審査が完了してショップが公開されたら、今度はショップに掲載する商品の登録をして、審査をしてもらってください。

5.Instagramショップのタブ内に広告を配信するには

Instagramショッピングを設定してショップを開設できたら、Instagramショップの専用タブ内への広告配信をするのかを考えましょう。

Instagramショップの専用タグをタップする時点で、ユーザーの多くは「何か素敵なものがないかな」と新たな発見を期待する気持ちになっています。

ショッピングを楽しもうという購買意欲の高い状態ですので、ここに広告を配信することはそれなりの効果が期待できそうです。

ショップ専用タブに広告を出すと画像の左下に「Sponsored」と表示されはしますが、ショップタブのトップページに表示されます。

配置を自動配置にするか、手動配置にするか、広告の目的、課金方式、フォーマットはどうするかといった仕様を決めて設定することで、広告配信が可能です。

6.まとめ

Instagramショップは、ユーザーが新しいお気に入りやブランドを発見するように、企業側も自社ブランドを認知していない潜在的なユーザーを発見することができます。

Instagramショップの専用タブ内に広告を配信すれば、なおさら発見率は高くなるでしょう。

専用タブへの広告の配信はあまり難しくないので、ぜひトライしてみてください。

【参考URL】
https://www.facebook.com/business/tools/shops/case-studies
https://business.instagram.com/shopping?locale=ja_JP
https://about.fb.com/ja/news/2021/08/ads_in_instagram_shop_launch/
https://business.instagram.com/blog/introducing-shops-on-instagram?locale=ja_JP
https://webtan.impress.co.jp/e/2021/12/21/41950
https://anagrams.jp/blog/ads-in-instagram-shop/
https://fbb-brand-creative.s3-ap-southeast-1.amaz
onaws.com/instagram-day-tokyo-2019/3.+%E6%97%A
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https://about.fb.com/ja/news/2020/07/instagram_shops/