NISSIN(日辰広告株式会社) NISSIN(日辰広告株式会社)

Tips

松山

Facebook広告

【担当者必見】Facebookビジネスマネージャを利用するメリットとは? 

「Facebookビジネスマネージャってイマイチ機能がわからない」「Facebookビジネスマネージャの使い方がわからない」以上のような悩みを抱えていませんか?

Facebookビジネスマネージャはビジネスを効率化する便利ツールですが、使い方を誤るとビジネス情報の流出やアカウントバンなどの危険性があります。この記事では、Facebookビジネスマネージャの機能と利用上の注意点をご紹介します。

Facebookビジネスマネージャの正しい使い方を学び、ビジネスに活用しましょう。

1. Facebookビジネスマネージャとは

Facebookビジネスマネージャとは、Meta社が提供しているビジネス効率化ツールです。FacebookやInstagramのアカウント、広告配信などの機能を一元管理できます。

さらに、Facebookビジネスマネージャには複数のメンバーを追加可能で、「管理者」や「社員」などと権限を分けることでより円滑なビジネスをサポートするのです。

たとえば、SNS運用代行会社がFacebookビジネスマネージャを利用すれば、クライアントのFacebook・Instagram・広告配信などの業務をFacebookビジネスマネージャに集約し、さらに担当者ごとに権限を付与することでコミュニケーションコストの削減等も期待できます。どのようなビジネスでも広く活用できるツールですが、特に広告代理店等にとっては必須だといえるでしょう。

2. Facebookビジネスマネージャを利用するメリット

Facebookビジネスマネージャは、広告代理店等が活用することで最大の効果を発揮するツールです。ここでは、Facebookビジネスマネージャを利用するメリットを3つご紹介します。

(1). アカウント管理が効率化できる

Facebookビジネスマネージャを利用すれば、アカウント管理が効率化できます。

なぜなら、FacebookビジネスマネージャでFacebook・Instagram・広告運用のアカウントを一元管理できるからです。

これまでは自社もしくはクライアントのアカウントを運用する際、一つひとつのアカウントにログインする必要がありました。しかし、Facebookビジネスマネージャを使えばアカウントを一元管理できるため、Facebookビジネスマネージャを利用するだけでさまざまなアカウントを操作できます。

さらに、Facebookビジネスマネージャ内で複数メンバーに権限を付与することで、さまざまな役職の社内メンバーがアカウントを操作可能。これはMeta社が提供しているFacebookビジネスマネージャならではの効率化方法です。

(2). セキュリティが強化できる

Facebookビジネスマネージャは、セキュリティ強化にも有効となっています。

その理由は、複数メンバーがFacebookビジネスマネージャを利用する際には、権限を付与するだけでログイン情報を共有する必要がないからです。

アカウントを運用するすべてのメンバーにログイン情報を共有してしまうと、担当から外れたメンバーなどがアカウントに不正にログインできる状態になってしまいます。そのほかにも、ログイン情報の行き来で情報が流出する危険性が高まるでしょう。

Facebookビジネスマネージャを活用していれば、情報漏洩の危険性を低減できるのです。

(3). 公私をはっきり区別できる

Facebookビジネスマネージャはプライベートと仕事の区別にも役立つでしょう。

なぜなら、Facebookビジネスマネージャに管理者がログインする際にも個人アカウントの情報が共有されないためです。

Facebookビジネスマネージャのアカウントを作成する際には個人アカウントからのログインが必要になりますが、その情報は公開されません。個人アカウント情報が共有されないことで、公私混同が防げたり、情報漏えいやトラブルも未然に抑えたりすることができます。

3. Facebookビジネスマネージャの機能一覧

Facebookビジネスマネージャにはたくさんの機能があり、その多さのあまり「どうやって利用すればいいかわからない」という方も多いでしょう。ここでは、Facebookビジネスマネージャの機能を網羅的に解説します。

機能の使い方さえわかれば、ビジネスに活用する方法が見えてくるはずです。

(1). ユーザー

「ユーザー」は、ユーザーの管理を行う場所です。たとえば、社内メンバーをFacebookビジネスマネージャに招待したり、招待した社内メンバーの権限を変更したりすることができます。

Facebookビジネスマネージャを利用するうえで、最初に操作する部分でしょう。権限はタスクごとに細かく設定できるので、カスタマイズ性も抜群です。

メンバーメールアドレスを使用してビジネスマネージャに追加する個人。2段階のアクセス許可システムを通じてビジネスマネージャとアセットのアクセス許可を付与できる。
パートナー提携している広告会社などの他のビジネス。追加することでアセットを共有できるようになる。ビジネスマネージャへのアクセス権限の付与は不可能。
システムユーザービジネスマネージャが所有または管理するアセットにAPI呼び出しを行うサーバーまたはソフトウェア

(2). アカウント

「アカウント」では、Facebookビジネスマネージャと紐づけるアカウントを設定できます。

Facebookページやそれぞれのアカウントに「アカウント」からアクセスすることで、Facebookビジネスマネージャへの紐付けが可能となるのです。

アカウントの一元管理がFacebookビジネスマネージャの魅力でもあるため、FacebookやInstagramなど、ビジネスに必要なアカウントを紐付けておきましょう。

(3). データソース

「データソース」では、Facebookビジネスマネージャへのデータ追加・閲覧ができます。

具体的には、FacebookカタログやFacebookピクセル、オフラインイベントセット、カスタムコンバージョンなどの追加・閲覧が可能です。また、「イベントソースグループ」は「アカウント」のなかにある「ビジネスアセットグループ」へと変更されたことが通知されています。

利用しているイベントソースグループは、自動で変換されているのでご安心ください。

(4). ブランドセーフティ

「ブランドセーフティ」においては、ドメインの設定とブロックリストの管理が可能です。

ビジネスに関連するドメインを1つだけ追加できます。追加できるのはルートドメインのみですので、「〜〜〜.com」の形式で追加しましょう。さらに、広告を表示したくないエリア・ターゲットをブロックリストへ追加することで、ブランドイメージをコントロールできます。

ブランドイメージはビジネスにおいてとても大切ですので、積極的に活用しましょう。

(5). 登録

「登録」では、ニュースページの登録・管理が可能です。

Facebookビジネスマネージャにおけるニュースページの登録は、主に報道関係の記事を掲載しているFacebookページを管理する場合に利用します。登録しておくことで、社会問題・選挙・政治などについて発信できるようになります。

利用しているFacebookページによっては確実に必要となる設定です。

(6). 統合

「統合」では、見込み客や顧客関係管理のアクセス設定ができます。

初期段階では紐付けられたアカウントのすべてのページ管理者とリンクしたCRMがリードにアクセスできるようになっていますが、「アクセスをカスタマイズ」から詳細設定が可能です。

ビジネスにおいて見込み客や顧客のマネジメントは収益に直結する要素となっています。

Facebookビジネスマネージャを利用すれば、これらの管理もできるのです。

4. Facebookビジネスマネージャを利用するときの注意点

Facebookビジネスマネージャをビジネスに活用する際には、アカウントバンやビジネス情報の流出に気をつけましょう。ここでは、Facebookビジネスマネージャを利用するときの注意点を3つ紹介します。

注意点を守って活用すれば、ビジネスに大きなメリットをもたらすでしょう。

(1). アカウントBANに注意

Facebookビジネスマネージャでは、同じアカウントを2つのデバイスでログインすると、アカウントバンされる危険性があります。

アカウントバンされてしまうと、Facebookビジネスマネージャが利用できなくなったり、Facebookビジネスマネージャにアクセスできなくなったりしてしまいます。万が一アカウントバンされてしまったときに備えて、管理者を2名以上にしておくとFacebookビジネスマネージャが完全に利用できなくなることを防ぐことができます。

(2). メンバーの権限設定に注意

メンバーの権限設定をする際には、十分に注意しましょう。

誤った権限をメンバーに付与してしまうと、メンバーが割り振られたタスクをFacebookビジネスマネージャ上で触れられなくなるだけでなく、不適切なユーザーがビジネスの中心となる情報にアクセスしてしまう危険性があります。

権限設定は厳密に行い、誰がどの権限を有しているのかをメモなどで保存しておき、定期的に権限付与に間違いがないかチェックしましょう。

(3). ビジネスマネージャの利用制限に注意

ビジネスマネージャの利用制限には注意が必要です。

1つのアカウントで作成できるビジネスマネージャのアカウントは最大2つまでであり、それ以上のアカウント作成はできません。もし、それ以上のFacebookビジネスマネージャアカウントを作成したい場合には、社内の他のメンバーにアカウントを作成してもらいましょう。

アカウント作成後に招待してもらい、管理者の権限が付与されれば問題なく利用できます。

まとめ

Facebookビジネスマネージャは、ビジネス効率化に役立つツールです。

アカウント等を一元管理することで複数ツールを利用する必要がなくなり、社内での情報共有などの場面におけるコミュニケーションコストが削減できるでしょう。

さらに、権限付与による役割分けによって一人ひとりのタスクが見えやすくなり、業務効率化・生産性の向上にも貢献するはずです。

ビジネス効率化のために、Facebookビジネスマネージャを活用しましょう。

【参考URL】

https://ja-jp.facebook.com/business/tools/business-manager

https://ja-jp.facebook.com/business/help/1710077379203657?id=180505742745347

https://www.facebook.com/business/help/377680816096171?id=644465919618833

https://ja-jp.facebook.com/business/help/2399703093590353?id=2190812977867143