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松山

Facebook広告Instagram広告

Instagram/Facebookの違い&使い分け方を紹介

Facebook広告とInstagram広告は同じFacebookの広告管理画面で管理されており、ターゲティング設定や配信フォーマットなどはほぼ共通しています。

ただ、媒体の特徴、性質は異なっており、同じ商品・サービスの広告をFacebook広告とInstagram広告で実施した際、クリック率が全く違うというケースは多くあります。

今回は
「Facebook広告とInstagramで具体的にどう違うのか知りたい」
「Facebook広告とInstagram広告どちらで配信しようか迷っている」
と考えている方に向けて、FacebookとInstagramの性質の違いを紹介し、事例をご紹介します。

FacebookとInstagramの違い

FacebookとInstagramは運営会社は同じであるものの、媒体ごとの特性は全くと言って良いほど異なります。それぞれの利用者層・見え方の違いについてまとめます。

利用者層

Facebookの利用者は主に40代から60代メイン層となっています。また、Facebookは実名登録制となっており、ユーザー情報の信頼性が高く、ビジネス上でのつながりを求めたり、投稿を通じて友達との交流を楽しむような使い方をすることが多いです。

Facebookの利用者数は年々減少傾向にあり、SNSでビジネスのつながりを求めていない10代から20代のユーザーは、Facebookを全く使ったことがない人も多く、若者向けの商品やサービスにはあまり相性が良くないと考えられます。

一方、Instagram広告は10代~30代の利用者層がメイン層となっています。情報収集目的としての利用が多く、服、化粧品、グルメスポットなどの情報を集めるためのツールとしての役割もあります。

近年では、Instagramで情報収集し、そのままECサイトに飛んで商品を購入するケースが増えており、今後Instagramは商品購入のための情報収集ツールとして一般的になっていくことが予想されます。

2019年にはInstagramはFacebookの月間アクティブユーザー数を抜きました。40代以上の年齢層の利用者も年々増加しており、今後Instagram「若者向けのSNS」から「全世代が使うSNS」になっていくと考えられています。

Facebookは40代~60代がメイン層で全体の利用者数が減少している、Instagramは10代~30代がメイン層で全体の利用者数が増加しているということを覚えておきましょう。

配信面の視覚情報の違い

Facebook広告とInstagram広告では配信面での視覚的な情報に違いがあります。どちらもテキスト+画像or動画で配信されますが、実際の配信面で見てみると、Facebookはテキストの下に画像が表示されているのに対して、Instagramは広告面の大部分が画像で占められていることがわかります。

Facebook広告の配信     Instagram広告の配信面

このように、Instagram広告はFacebook広告と比べて、視覚情報が先行するのSNSのため、自社の商品・サービスを画像・動画で視覚的に伝えやすいというメリットがあります。ただ、テキストは冒頭の一部分しか表示されないため、ユーザーが一番最初にテキストを見ることはほとんどないと言っていいでしょう。

一方、Facebook広告は、テキストと画像がセットで表示されるため、文章と画像の組み合わせで、商品の魅力を伝えることができます。

Facebook広告とInstagram広告の配信面でユーザーに与える視覚の情報に違いがあることを覚えておきましょう。

各媒体ごとに向いている業界

上記の利用者層・見え方を踏まえて、実際にどのような業界・業種が向いているのでしょうか。具体的な業界を挙げてご紹介します。

Facebook広告が向いている業界

BtoB向けの商材は経営者や役職者が決裁権を握っているケースが多く、比較的年齢層が高いユーザーがターゲットになることが想定されるため、Facebook広告がおすすめです。

セグメント設定では、仕事の業種はもちろんのこと、「勤務先」や「役職」までも設定することができるので、例えば「IT企業に勤めている部長クラスの人」のようなターゲティングをすることも可能となります。

Instagram広告が向いている業界

Instagram広告は、BtoC向け、特に若者向けの商材やサービスを展開されている企業様におすすめです。アパレルや化粧品など一般消費者向け商材は、画像や動画を見ることで、実際に使うイメージがつきやすく、そのままECサイトで購入するというケースも多くあります。

また、観光業やエンターテインメント業など画像や動画が映える商材、サービスはユーザーに興味をもってもらいやすいので、積極的にInstagram広告を活用するといいでしょう。

まとめ

今回はFacebook広告とInstagram広告の違いをご紹介しました。

Facebook広告でBtoB向け、Instagram広告はBtoC向けがおすすめというのは、あくまで一般論で、企業様の状況や目的によって、おすすめできる媒体は変わってきます。

Facebook広告とInstagram広告どちらの媒体で実施しようか迷っている方や、具体的な事例を知りたいという方はお気軽に弊社にご相談いただければと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。