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松山

Facebook広告

facebook広告のクリック率の相場と改善方法

「Facebook広告のクリック率とはなんだろう?」
「クリック率はどのようにして上げればいいのか?」

以上のような疑問を抱えていませんか?

Facebook広告におけるクリック率とは、広告の表示回数に対して広告がクリックされた回数を割合で表すものであり、広告効果を測る指標のひとつです。

この記事では、Facebook広告のクリック率について詳しく解説します。

クリック率を向上させる方法を知り、商材の認知拡大・コンバージョン増加に努めましょう。

1. Facebook広告とは?

Facebook広告とは、世界最大級のSNSである「Facebook」に掲載される広告です。

代表的な特徴として挙げられるのは「アプローチできるユーザー数」であり、その数はDigital2022によると、全世界で20億人以上、日本国内で1,500万人以上と計測されています。

アプローチできるユーザー数以外の特徴は、以下のとおりです。

Meta社の関連プラットフォームで配信できること
ターゲティング機能の精度が高いこと
広告タイプにバリエーションがあること

Facebook広告は、認知度拡大・コンバージョン増加の両方に寄与する広告といえます。

2. Facebook広告のクリック率とは?

Facebook広告のクリック率とは、広告表示回数に対するクリック回数の割合です。

以下の計算式で導き出されます。

(クリック率)=(クリック回数)÷(表示回数)×100

たとえば、表示回数が2,000回であったのに対して、クリック回数が40回であれば、クリック率は2%になるのです。

一般的には、クリック率が高いほうが「ユーザーが広告に興味を示した」と考えられます。

Facebook広告を活用する際は、高いクリック率を目指して配信しましょう。

3. Facebook広告の相場は?

Facebook広告の相場は、1クリックあたり100円前後といわれています。

また、Facebook広告のクリック率は全体を平均して1%弱といわれていますので、広告が2,000回表示されれば、クリック数は20回程度、広告費は約2,000円になるでしょう。

しかし、業界や商材によってはクリック率・広告費は変動します。

たとえば、WorldStreamの調査によれば、ペット・動物に関する2019年のFacebook広告の平均クリック率は1.68%であり、美容・フィットネスは1.02%と1%を超えていました。

自社商材におけるクリック率・広告費の相場を知るためには、他社類似商材のクリック率や広告費を調べたり、自社に存在する以前の広告運用データを参考にしたりしましょう。

3. Facebook広告のクリック率が低い原因

Facebook広告のクリック率が低い原因には、以下の3つが考えられます。

配信広告のクリエイティブが悪い
広告配信ターゲットが適切でない
広告配信のPDCAサイクルが確立されていない

Facebook広告の課金方式は、クリック報酬(PPC)ですのでクリックされなければ費用はかかりませんが、広告効果も期待できません。

クリック率が低いときには原因を究明し、改善に努めましょう。

(1).配信広告のクリエイティブが悪い

Facebook広告のクリック率が低い場合、クリエイティブが悪い可能性があります。

広告が表示されたユーザーにとって「続きが知りたい」などの興味関心を惹きつける広告クリエイティブでなかった場合、商材がどれだけ魅力的でもクリックされにくいです。

具体的には、インパクトがないクリエイティブはよく見ずにスルーされる可能性が高く、表面的なメリットばかりでベネフィットに触れていないものも見てもクリックされにくいでしょう。

また、ターゲットに対して適切なクリエイティブでない可能性もあります。

学生向け脱毛サロンの認知を獲得するために広告を運用しているのに、40代男性をクリエイティブのモデルとして起用していては、適切なものとはいえませんよね。

広告クリエイティブを作成する際には、そのクリエイティブがユーザーの興味関心を惹きつけられるものか、ターゲティングに対して適切なクリエイティブかを確認しましょう。

(2).広告配信ターゲットが適切でない

広告配信ターゲットが適切でない場合も、クリック率は低下します。

なぜなら、ターゲットが適切に設定されていない場合、そもそも広告が表示されているユーザーは商材に対してのニーズを抱えていないからです。

極端な例ではありますが、男性用髭剃りの広告を女性にターゲティングして配信した場合、興味を惹きつけるのはかなり難しく、クリック率はとても低くなるでしょう。

また、厳しくターゲティングしすぎることによって配信可能なユーザーが少なくなり、同じユーザーに何度も広告が表示される状態になった場合も、ユーザーが広告に飽きてしまうことでクリック率は低くなります。

同じ広告が同じユーザーに表示されている場合は、Facebook広告マネージャにおける「フリークエンシー」という項目の数値に出ますので、確認しておきましょう。

広告配信においては、適切な層・ボリュームにターゲティングすることが大切です。

(3).広告配信のPDCAサイクルが確立されていない

クリック率が低いのは、PDCAサイクルが確立されていないからかもしれません。

広告配信におけるPDCAサイクルが確立されていないと、広告のクリック率が低かったときに適切なアプローチができず、クリック率を改善できないままになります。

Facebook広告のクリック率が低い際には、リーチやフリークエンシーの数値が大きくなっている等、さまざま原因が考えられますので、その点を分析しなくてはならないのです。

まずは、PDCAサイクルを回せる体制を整えてから広告を配信すると良いでしょう。

4. Facebook広告のクリック率の改善方法

Facebook広告のクリック率改善のためには、以下の5つの方法が考えられます。

広告配信の目的・目標を明確化する
心理効果を活用したクリエイティブを作成する
複数のクリエイティブを用意する
ターゲティング機能を活用して配信先を見直す
広告のABテストを行う

クリック率の改善には、原因に対して適切なアプローチが必要です。

また、クリック率低下の原因が複数存在する場合もありますので、それぞれの改善方法を組み合わせて、Facebook広告のクリック率を改善し、広告効果を最大化させましょう。

(1).広告配信の目的・目標を明確化する

Facebook広告のクリック率を上げるためには、目的・目標の明確化が必要です。

目的・目標を明確化させれば、社内で広告運用におけるPDCAサイクルを回す体制を整えられるので、作成した広告のクリック率が悪くてもスムーズに対応できます。

採用における広告配信ではクリック率が高すぎると面接にコストがかかりすぎる等、クリック率が低いほうがいいケースもありますので、まずは目的の確認が大切です。

その後、目標クリック率を定め、その数値を達成するために必要なリーチ数等の周辺数値における目標を設定することで、PDCAサイクルは確立されます。

広告配信の前段階で、問題があった際に改善点が浮き彫りになる状態を作れるのがベストです。

(2).心理効果を活用したクリエイティブを作成する

心理効果を活用したクリエイティブを作成すれば、クリック率が向上しやすくなります。

広告文においては、「お客様満足度98.2%」というように数字を活用したり、「あなたはこの問題解けますか?」などとユーザーの潜在的な欲求に訴求したりするのがいいでしょう。

クリエイティブデザインにおいては、「青と白をベースにして清潔感をアピールする」というように、色によってユーザーに与える印象を変えるのも効果的です。

しかし、あまりに強烈な表現・コンテンツ等はFacebook広告におけるポリシーで規制されているケースがあり、審査落ちの原因となる可能性があります。

Facebook広告のポリシーを遵守しながら、人間の心理に働きかけるクリエイティブを作成しましょう。

(3).複数のクリエイティブを用意する

複数クリエイティブを用意することも、クリック率向上につながります。

なぜなら、複数クリエイティブを用意しておけば同じ人に何度も広告が表示された際に広告を差し替えれば飽きられにくいですし、ターゲットによっては訴求ポイントを変えられるからです。

たとえば、女性用のバッグを商材として広告配信する際、男性に対しては「大切な女性へのプレゼント」として訴求し、女性に対しては「自分へのご褒美」として訴求できます。

訴求ポイントのズラしを意識することで、見込み客層が増えたり、これまで広告にアクションしなかったユーザーがクリックしてくれたりという効果が期待できるのです。

(4).ターゲティング機能を活用して配信先を見直す

最も簡単にクリック率を上げる方法は、ターゲティング機能を活用することです。

配信先を見直す際には「現在配信しているターゲットは商材に興味はないのではないか」という仮説を立てたうえで、見込み客層を再考し、ターゲティングしましょう。

Facebook広告には、以下のように便利なターゲティング機能があります。

カスタムオーディエンス
類似オーディエンス
コアオーディエンス

ターゲティング機能を活用すれば、適切なターゲットへの効果的なアプローチが可能です。

あくまで一例ですが、類似オーディエンスを活用して、これまでクリック率が高かったオーディエンスに類似したオーディエンスに広告を配信すれば、高いクリック率が見込めるでしょう。

また、認知拡大を目標としているのか、コンバージョン増加を目標としているのかによってターゲティングを変えることでも、効果的な広告配信が可能になります。

(5).広告のABテストを行う

Facebook広告における、ABテストも行いましょう。

時間はかかりますが、広告効果を最大化させるためには必要なものです。

Facebook広告においては、以下の6つの項目におけるABテストができます。

クリエイティブ
オーディエンス
配信の最適化
配置
商品セット
カスタム変数

Facebook広告におけるABテスト機能とは、テストしたい項目における2つの広告効果を測定することで、どちらがより効果が高い広告かがわかる機能です。

1つずつテストしていき、自社なりの最適解を見つけましょう。

まとめ

Facebook広告のクリック率は、広告表示回数に対してクリック回数を示した割合を指します。

広告効果を測定するために重要な指標のひとつです。

クリック率が低い場合には、ユーザーが広告に反応していないもしくは、適切なターゲットに広告が表示されてない等の原因が考えられます。

クリック率を改善すれば、適切なユーザーに商材をアピールでき、認知度拡大・コンバージョン増加につながるので、広告配信によってビジネス拡大に貢献できるのです。

Facebook広告を活用する際には、クリック率を高められるように工夫しましょう。

【参考文献】

あなたの業界のFacebook広告ベンチマーク(wordstream.com/blog/ws/2019/11/12/facebook-ad-benchmarks)

DIGITAL 2022(https://wearesocial.com/jp/blog/2022/02/digital-2022/