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Facebookでの集客を行う際のおすすめの方法

Facebookは実名登録が基本のSNSで、長文投稿も可能な企業がPR活動を行いやすいSNSです。低予算でも広告を出稿できるので、SNSを通じた集客に慣れていない企業でも運用しやすいのが魅力といえるでしょう。

実名登録だからこそ得られる信頼性の高さで、自社のブランディングを成功させている企業は数多くあります。そこで今回は、Facebookで集客を行う際のポイントについて解説します。

セグメントなどのポイントはこちら
【広告運用に役立つ】Facebook広告のターゲティング選定と、注意ポイント

1.Facebookを使った集客の特徴

Facebookの最大の特徴は「実名利用が非常に多い」という点です。他のSNSではハンドルネームと呼ばれる実名とは異なる名前を付けて運用するケースが多い傾向にありますが、Facebookでは実名で運用する人が多い傾向にあります。総務省の調査では、Twitterの3.6倍の人が実名で登録しているともいわれています。

企業の公式アカウントであれば、偽りの情報を掲載しているとは考えにくいことから、どのSNSであってもある程度の信頼は獲得できるでしょう。しかしFacebookでは実名でユーザーからコメントをもらえるため、口コミの信頼度が他のSNSよりも格段に高まります。

例えば実名で「お気に入りのお店でいつも通っています」「何度もリピートで購入しています」と書かれていると、その情報は信頼できると考える人は多いのではないでしょうか。

匿名のハンドルネームで投稿される口コミに比べて、実名登録が多いFacebookで口コミを書いてもらえれば商品やサービスの信頼性が高まりやすいのが特徴的です。

2.Facebookを使った集客のメリット

Facebookを使った集客で得られる具体的なメリットをご紹介します。

(1)無料で始められる

まずは「無料で始められて、無料で運用できる」というメリットがあります。アカウントの開設費は無料であり、投稿するのにも費用はかかりません。自社のWebサイトを開設するためにはサイトの構築費用をはじめとしたまとまった費用がかかりますが、Facebookであれば費用がかからないというのは魅力といえるでしょう。

思い立ったらアカウントを開設するだけですぐに始められるので、運用開始までのハードルが低いというのもメリットのひとつです。多くの投稿があるアカウントほど検索エンジンの評価が高まって上位表示されやすくなるため、毎日更新することにもデメリットはありません。

(2)長文でコンテンツを発信できる

一般的なSNSは長文の投稿を想定していないものが多いといえます。例えばTwitterであれば140文字の上限が設定されており、Instagramは写真投稿がメインのSNSです。そのため、長文のコンテンツを発信すると可読性が下がったり、そもそも投稿が難しかったりします。

しかし、Facebookは長文でコンテンツを投稿できるので、可読性が低下することはそれほど多くありません。個人を含めてどのアカウントも長文を投稿する人が多い傾向にあるため、1つの投稿が長文であっても最後まで読んでもらえる可能性が高いのも特徴です。

(3)拡散性が高い

Facebookにはいいねやシェア、コメント機能が用意されており、ユーザーが気に入って広めたいと感じた投稿を拡散できる仕組みが整っています。そのため、良質なコンテンツを発信し続けることで多くの人にコンテンツが拡散される可能性があります。

「いいね」機能を使うとその投稿に対する自分の気持ちを簡単に表現することができ、「シェア」機能は友達になっているユーザーとコンテンツを共有できます。また、コメント機能でユーザーからコメントが投稿されると、Facebookの仕組みで上位表示されるのも特徴的です。

3.Facebookを使った集客のデメリット

Facebookの集客にはメリットがある一方でデメリットもいくつかあります。短期的な効果を期待せず、中長期的な計画で運用することが大切といえるでしょう。

(1)効果が出るまでに時間がかかる

Facebookを開設したばかりの頃は自社のアカウントに興味を持ってくれる人は少ない状態であり、拡散力も低いところからスタートします。特に個人のアカウントとして作成したページはFacebookユーザーのみが投稿を閲覧できるため、なかなかフォロワーを増やしにくいというデメリットが考えられます。

拡散力を高めるためにはまずフォロワーを増やすための施策を講じなければならないため、効果が出るまでにはある程度の時間がかかるでしょう。

(2)継続的に発信しなければならない

Facebookのアカウントを開設したら、継続的にコンテンツを発信しなければなりません。せっかく検索エンジンの上位に自社の情報が表示されたとしても、更新日が新しくなければ「古い情報だから正しくないかもしれない」と読んでもらえない可能性があります。

FacebookをはじめとしたSNSユーザーはリアルタイム性を重視する傾向にあるため、最新の情報を的確に得られる企業のアカウントページを信頼します。そのため、常に情報を発信し続けてユーザーからの信頼を獲得することが大切です。

4.Facebookで効果的に集客するためのコツ

Facebookで効果的に集客するためには、次の3つのコツを意識しましょう。

(1)ユーザーの利益になる投稿を心がける

コンテンツを発信する際は、「ユーザーの利益になる投稿かどうか」を一度立ち止まって考えましょう。一方的な宣伝になると押し付けられていると感じられてしまい、ユーザーが離脱する原因になります。

商品やサービスの情報も重要ではありますが、コラムなどを通じてユーザーが知識を身につけられたり、キャンペーンなどのお得な情報を得られたりする方が長期的にアカウントを閲覧し続けたいと感じてもらえる傾向にあります。

(2)1日に何度も投稿しすぎない

継続的な投稿は大切ですが、あまりに何度も投稿しすぎると逆効果になります。

Twitterは文字数の上限が短いという性質上、ある程度連続した投稿も許容されやすいといえますが、Facebookのような長文投稿の多いツールで1日に複数回投稿すると「またこのアカウントか」と思われてしまいやすいといえるでしょう。

適切な更新頻度が何回かについては明確な決まりはないものの、週5回を超えると反応率が下がる傾向にあるといわれています。Facebook上では多くても1日2回未満に留めて、1週間の合計が5回を超えないように意識すると良いでしょう。

(3)積極的にコミュニケーションをとる

ユーザーがコメントなどで投稿に反応してくれた場合は、返信などで積極的にコミュニケーションをとることをおすすめします。コメントは拡散力を高める重要な要素なので、こまめに返信して「この企業はレスポンスをくれる企業なんだ」と思ってもらうことは大切です。

また、コミュニケーションをとることで商品やサービスに親近感をもってもらえるなど、顧客満足度の向上にもつながります。

5.Facebook広告の種類

Facebookには広告を出稿できる制度もあり、目的に応じてさまざまな種類があります。代表的な広告は次のとおりです。

・写真広告
・動画広告
・カルーセル広告
・リンク広告
・リード獲得広告
・スライドショー広告
・アプリインストール広告

例えば自社のアプリのインストールを促したいならアプリインストール広告、新たなリード獲得を目指しているならリード獲得広告など、自社のニーズに合わせた広告を選択できるのもFacebookの強みです。

6.Facebookの広告を使った集客は低予算で始められる

Facebookの広告は1日の最低予算が100円からと非常に低額であり、SNSの集客に慣れていない人でも気軽に始められるのも魅力的です。

クリックに応じて課金される「クリック課金」、表示回数で課金される「インプレッション課金」など課金方式はさまざまですが、配信する広告に合わせてFacebookが適切なものを選んでくれるので運用しやすいでしょう。

あらかじめ決めた予算以上の金額にならないように調整されるため、想定外の請求が来てしまうなどのトラブルが起こりにくいのも嬉しいポイントです。

まとめ

実名登録が多いFacebookは、他のSNSと比べても信頼性が高く、口コミの効果が高い点が特徴です。一つひとつの商材を長文で丁寧に紹介できるので、自社の商材の魅力を伝えやすいプラットフォームだといえるでしょう。

Facebookで情報を発信する際は、ユーザーの目線に立って有益な情報を提供することが大切です。場合によっては広告の出稿なども検討しながら、どのような訴求方法が最も効果が高まるのか十分に検討しましょう。