【注意!】テキスト広告が終了!レスポンシブ検索広告の入稿規定と注意点
Googleでは、2022 年 6 月 30 日より、Yahooでは2022年9月末頃(予定)に、拡張テキスト広告の作成および編集はできなくなります。
それに伴い、弊社でもテキスト広告からレスポンシブ広告への移行を始めております。
この記事をご覧いただいている方の中には、
「レスポンシブ広告についてまだよくわかっていない…」
「見出しの固定はできないの?」
「どれくらい見出しと説明文を入稿すべき?」
など、疑問に思っていることが多いのではないでしょうか。
この記事では、レスポンシブ広告について詳しく解説していきます!
1.レスポンシブ広告の特徴と入稿規定
レスポンシブ検索広告の特徴
レスポンシブ検索広告は、豊富なテキストを使い、ユーザーに関連性の高いメッセージを表示する広告を作成できることが特徴です。
広告の作成時に広告見出しと説明文を複数入力すると、さまざまな組み合わせが自動的にテストされ、最も効果的な組み合わせが学習されます。
広告のコンテンツとユーザーの検索語句との関連性が高まるように調整されるため、キャンペーンの掲載結果の向上を見込めます。
レスポンシブ広告の入稿規定
レスポンシブ検索広告の入稿規定について表にまとめました。
見出し
3~15個入稿が可能です。
15個は少し多いですが、最低でも5つ以上は用意しておきましょう。
設定した複数の見出しは、ユーザーが検索したキーワードに基づいて関連性の高い見出しを2~3個ずつ順不同で表示されます。
説明文
2~4個ずつ入稿が可能です。
こちらも順不同でユーザーが検索したキーワードに基づいて関連性の高い説明文が表示されます。
見出しと同じく固定することも可能です。
弊社では2個入稿することが多いです。
表示URLパス
URLの間に最大2つをテキストを表示させることができます。
こちらはテキスト広告の時と変更はないようです。
ユーザーがWeb上のどのページにたどりつくかわかりやすくするのに役立つため、余裕があれば設定するようにしましょう。
2.レスポンシブ検索広告の注意点
レスポンシブ検索広告を入稿するにあたって、注意すべき点をお伝えします。
重複に注意
レスポンシブ検索広告は、15個まで入稿できますが、それらすべてが似たようなテイストの見出しの場合、レスポンシブ検索広告の良さを活かすことができません。
できるだけ異なるテイストの文言の広告文を用意することで、さまざまなユーザーに反応されやすい広告として配信ができます。
レスポンシブ検索広告は、1広告グループに1つだけにする
レスポンシブ検索広告の数は、1つの広告グループごとに 3 個までに制限されています。
1つのレスポンシブ広告に見出しと説明文を多く入れられるため、最低限の見出しと説明文で無理に3つのレスポンシブ検索広告を入稿するよりも、1つバリエーション豊かなレスポンシブ検索広告を入稿する方が、成果は高くなります。
ピンをうまく活用する
レスポンシブ検索広告には、見出しを固定する機能である「ピン」があります。
色々なパターンの広告を作成できることは確かに魅力的ですが、「日本語的に、一番はじめの広告見出しにはこれを表示したい」や「このフレーズは2つ目の見出しでないと変だ」といったケースもあると思います。
そのような場合、「ピン」機能を使い、特定の内容の表示位置を固定することが可能です。
事前の掲載イメージをしっかり行う
レスポンシブ検索広告は、「ピン」を使わなければ見出しの位置は固定されず、どの位置にどの見出しが掲載するかはわかりません。
例えば、拡張テキスト広告では、見出し1と見出し2が文章的に続くような文言を入稿するケースも多くあったと思いますが、同じことをレスポンシブ検索広告で行うには必ず「ピン」が必要になってきます。
予め、自分でもいろいろなバリエーションで掲載イメージを想定しておきましょう。
まとめ
レスポンシブ検索広告の特徴、入稿規定、注意点についてお伝えしました。
拡張テキスト広告は、まだ配信自体は継続されるものの、新規入稿・編集ができなくなってしまいます。
完全な移行を急ぐ必要はありませんが、少しずつレスポンシブ検索広告にも慣れていくようにしましょう!