【バナーVS動画】CVR2倍!Meta広告の動画クリエイティブPDCAの成功事例ご紹介
今回B2B向けのウェビナー施策(Meta広告)において弊社制作のバナーでCVRが高まった事例があり成功事例のご紹介です。
案件概要
B2B向けのウェビナーを定期的に開催しているクライアント様で、Google・Yahooリスティング広告やディスプレイ広告に加えてMeta広告を実施。予算規模は200~300万円ほどです。数か月に1度ウェビナー実施に合わせて参加促進のプロモーションを行っています。
広告媒体:Google・Yahooリスティング広告、Meta広告、ディスプレイ広告
予算:200~300万円(スポット)
期間:1か月程度
動画バナー実施の背景
これまでの広告配信の中で全体のうちMeta広告でのCV獲得がおよそ7~8割を占めており、Meta広告に予算を最も投下していました。しかし、広告配信を重ねるごとにクリック単価の上昇やCVRの低下が目立つようになり、弊社から動画バナーの実施をご提案しました。
動画バナーの内容
動画バナーとはいえ、B2B向けウェビナーであるため、まずは一目見てウェビナーの広告であることがわかりやすいよう複雑な構成ではなく、登壇者の画像がフェードインするなどアニメーションで動きを付ける形としました。
その他、キャッチコピーや背景の色味・デザインを変動させ効果検証を行いました。
動画配信の結果
今回のクライアント様では動画広告の配信が初めての取り組みであるため、予算配分を控えめに設定しました。そのため、CV獲得数の絶対数としては、静止画がTOPですが、CVRにおいてはInstagramの動画配信がTOPとなり、ほかの配置・フォーマットと比較して約2倍以上のCVRの結果が得られました。
(平均7~8%のCVRに対して、Instagram動画は19%のCVR)
今回の結果に対する考察
今回は、静止画と動画でCVRに違いが生まれるのかという仮説検証でした。
その結果、紙芝居的に動くだけで、誘導先が同じであってもCVRが大きく高められることが確認できました。次回は同じ動画の中でもキャッチコピーの訴求軸を変えるなど「動画の中でどの訴求軸が効果的であるか」を検証していきます。
Cookie制限が加速する中で、クリエイティブの重要性が高まっている。
これまではCookieデータが十分だったため、各広告媒体に用意されたターゲティング(例:経営者、〇〇業界の人、〇〇に関心があるなど)といった配信設定により一定の精度が担保されていましたが、直近では、IOSのITP対策をはじめ、Googleもcookieの保持期間を制限しており、広告媒体側のターゲティング精度が低下しています。
その影響を踏まえてここ最近注目されているのは「広告クリエイティブによるターゲティング」です。広告バナーや動画の中で「〇〇向け」と明確に記載したり、デザインのトンマナ、ビジュアルで対象者を表現する手法です。
広告媒体のターゲティングの精度が落ちている中で、いかに広告クリエイティブの表現で、ターゲット以外のユーザーに広告をクリックさせず、ムダコストを抑える・媒体の機械学習を崩さないかという点が注目されています。