広告配信におけるLPの重要性について考えてみました

広告配信において、コンバージョン率の改善には、管理画面上での改善と、LP(誘導先)の改善が主となっており、どちらも重要な要素になります。
ですが、クライアント様の中には、「広告配信において大事なのは、LPよりも広告文やクリエイティブの改善だ」と考えていらっしゃる方が多いです。
この記事では、広告配信におけるLPの重要性について、お話していきたいと思います。
1.数字でみるLP改善の重要性
「広告を配信し、ユーザーをLPに誘導させ、次のアクションへ促す。」
この一連の流れを図にしたものがコチラです↓
広告文やクリエイティブバナーで改善できるのは、クリック率の部分です。
一方、LPの改善で影響があるのは、CV率の部分です。
例えば、上記の図の状況から、クリック率を5%まで改善できた場合、クリック数は500人、成約数は5人になります。
確かにクリック率の改善のみでも成約数は増えていきますが、どれだけ改善できてたとしても、20%くらいまでが打倒なため、CV率が1%の場合最大でも成約数は20人になります。
ですが、CV率をあげていくことにより、成約数は格段に上がっていきます。
例えば、クリック率20%でCV率を5%まで改善できた場合、下記の図のように成約数は100人になります。
LPを改善し、CV率をあげることで、成約数は跳ね上がるのが分かります。
2.ユーザーが見るのはあくまでもLP
広告の管理画面上での改善作業ももちろん大切ですが、ユーザー目線に立つとどうでしょうか。
広告文やバナーをクリックした後、最終的にはLPの内容をみて、次のアクションに進むか否かを決定すると思います。
どれだけ管理画面上で毎日たくさんの改善作業を行っても、それをユーザーが目にすることはありませんよね。
実際にユーザーの目に触れるLPが読みづらい、理解しづらい、信じられない、などの不満があればどんなに人をLPに誘導しても購入などの最終ゴールにつながりません。
まとめ
今回は、LP改善の重要性について、数値的な面とユーザー目線の視点で考えてみました。
どちらがより重要かというのはなかなか答えが出ませんが、どちらも重要であることに違いありません。
管理画面上での改善と同じように、LPの改善にも力を入れて損はないと思います。