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【広告運用に役立つ】Facebook広告のターゲティング選定と、注意ポイント

yasushi ebina

yasushi ebina

2021年2月18日

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SNS運用・広告

Facebookは実名アカウントのルールの上で、世界中の人とコミュニケーションを楽しめるSNSサービスです。Facebookに表示される広告は、広告配信プラットフォーム「Facebook広告」の高精度なターゲティングと配信最適化機能を通じて配信されています。この記事では、Facebook広告のターゲティングの選び方や注意ポイントを実際の画面の画像とともにご紹介します。

1.「新しいオーディエンスを作成」で配信先をターゲティングする

これが実際のFacebook広告のターゲティング設定画面です。ターゲティングは大きく分けて「カスタムオーディエンス」と「詳細ターゲット設定」の2パターンから選ぶことができます。

(1)カスタムオーディエンスについて

自社データに基づいたターゲティングを実施できます。自社の保有する既存顧客や見込み客などのデータを使用するので配信精度が上がり、配信広告を見たユーザーとのニーズが合致しやすくなります。結果的にコンバージョン率の向上も期待できるのがメリットです。また、独自のターゲティングなので、入札競争が低く抑えられます。 デメリットは、自社データを用意するための費用や人件費、時間などのコストが嵩むことです。

(2)詳細ターゲット設定について

Facebookが所有するデータに基づいたターゲティングを行います。自社データがなくても配信できるのが大きなメリットであるとともに、配信数を稼げます。デメリットは、コンバージョン率が低い、入札競争が激しいためクリック単価が高くなることなどがあげられます。

①Facebook広告のターゲティング一覧(一部抜粋)

利用者層興味・関心行動
学歴スポーツ・アウトドアRamadan (Month)
ファイナンステクノロジーSoccer
ライフイベントビジネス・業界その他のカテゴリ
子供がいる人フィットネス・ウェルネスデジタルアクティビティ
交際レジャー施設モバイルデバイスユーザー
仕事家族と交際関係モバイルデバイスユーザー/デバイスの使用期間
 買い物・ファッション多文化
 趣味・アクティビティ政治(米国)
 食品・飲料品旅行
  海外駐在者
  消費者の分類
  記念日
  購入行動

Facebook広告では、実に数万もの分類から条件を選択できます。年齢や学歴などの基本情報から興味・関心の内容、過去の購入履歴やデバイスの利用状況など、Facebook上で得られるあらゆるユーザー情報から該当するターゲット条件を絞ることができます。自社の商品・サービスのターゲットや既存顧客の情報などから、ブランドイメージに合致する条件を抽出してみてください。

絞り込みたい条件を画面上の検索窓に入力すると、サジェスト(予測変換)が表示されます。 上記の例では、「Web広告」と入力すると「オンライン広告」というサジェストワードが表れました。

次に「おすすめ」のタブをクリックすると、サジェストワード「オンライン広告」と類似する候補として「デジタルマーケティング」「広告会社」などが表示されます。検索ワードから1〜3種類ほどを選択して、おすすめ機能を活用します。

2.「カスタムオーディエンス」で独自データのターゲティングをする

すでに配信した広告データや自社ブランドのウェブサイトのトラフィックデータがあれば、「カスタムオーディエンス」を活用できます。特に、コンバージョン獲得(商品購入や問い合わせ、資料請求の獲得など)が目的の場合におすすめです。 例えば以下のように具体的な顧客行動を設定して、完全に自社にカスタマイズしたターゲティングで広告を配信できます。

  • カートページに来たけど購入しなかった人
  • サイトに1ヶ月以内に、3回以上訪問している人
  • 長い時間Webサイトを閲覧している人
  • 資料請求を完了した人
  • これまでの自社で商品を購入したお客様とFacebook上で似た行動をとっている人

(1)「カスタムオーディエンス」の設定について

「イベントマネジャー」上でタグを発行し、タグマネジャーでタグ設定をしてオーディエンスを作成するという流れです。

まず、ピクセルからタグを発行します。

次にタグマネジャーのアカウントを紐付けて、「Facebookビジネスマネジャー」からタグを自動連携します。

そして、オーディエンスマネジャーからオーディエンスを作成します。

3.Facebook広告の配信設定の際の注意点

ここからは、Facebook広告を入稿する際の配信設定の選び方について解説します。

(1)広告効果を最大化する「キャンペーンの目的」の選び方

キャンペーン目的は下記の11種類から選択できます。(2020年7月現在)

初めてFacebookで広告を配信する場合は、『3.トラフィック』を選ぶといいでしょう。これは、広告をクリックしてもらい自社ブランドのウェブサイトに誘導することを狙った配信方法です。初回の配信時には広告の良し悪しを評価する基準が分からないので、まずはウェブサイトに来訪してもらう数を最大化して広告の効果を計測することを目的とします。その結果をもとに、次に「どの数値を最大化したいか」を決めるといいでしょう。Facebookに限らず、広告は出稿回数を重ねてより良い内容に改善していくことをおすすめします。

4.「キャンペーン予算の最適化」で配信予算とペースを想定する

Facebook広告のキャンペーン予算の最適化は、下記の2種類から選びます。

1日の予算1日ごとに上限予算を設定。 1日の中で、効果の良し悪しによって時間帯ごとの配信を調整する1日ごとに正確に金額を消化する必要がある場合や、通算予算が決まっていない場合におすすめ
通算予算設定した期間内で上限予算を設定。 効果の良し悪しによって、日予算を調節する月単位などで予算が決まっている場合におすすめ

5.「配置」で配信する場所と相手を選ぶ

この「配置」の項目で Facebook広告を表示する場所を決めます。Facebook独自のシステムで自動で配置してもらうのか、デバイスやプラットフォームを手動で選択した場所に配置するかの二者択一です。

(1)自動配置について

自動配置はFacebookのシステムが勝手に広告を配信する場所を決めてくれるので、一見楽な方法です。「推奨」と書かれているので、こちらを選ぶとメリットが大きいだろうと感じのではないでしょうか。確かに「Audience Network」と呼ばれるFacebookと連携しているプラットフォームを対象に自動で広告を配信してくれるので、幅広い層に広告を見てもらうことができます。そして、クリック単価が低く抑えられるのも魅力です。 しかし幅広い層にリーチすると、ターゲットの絞り込みが甘くなる可能性があります。そもそもFacebookユーザーに広告を届けてビジネスを良くしたいという戦略なら、自動配信を選ばず手動配信にするのがベターです。

(2)手動配置について

配信先を自ら選択する方法です。デバイス(デスクトップやモバイル)や、プラットフォーム(Facebook、Instagram、Messenger、Audience Network)などを取捨選択できます。Facebookの画面に表示するには、Facebookのみを選択してください。

6.配信する広告データを決める「広告作成」

広告作成では「広告を作成」でオリジナルの広告データをアップロードするか、「既存の投稿を使用する」かの2種類の方法があります。

広告出稿には、必ず掲載媒体による審査のステップがあります。広告主の業態・業種や商品・サービスのジャンル、画像やテキストの内容など、媒体が定める基準を満たさなければ、日の目を見ることはありません。

Facebook広告も同様で、「広告を作成」で広告データをアップロードする場合は半日から~1日程度の審査期間がかかるといわれています。 急ぎで広告を配信したい場合は「既存の投稿を使用」を選ぶのもテクニックの一つです。過去に投稿したものならすでに審査基準を満たしているので、改めて審査の期間を待つ必要はありません。入稿から配信まで1日しかないようなケースには、既存の投稿で対応しましょう。

まとめ

Facebookの広告作成ツールはシンプルな操作性なので、深い専門知識がなくても広告を出稿できます。しかし一つひとつの機能の意味を知り知識を得ていくことで、より費用対効果の高い広告配信を目指すことができます。1回の広告配信に費用を注ぎ込むよりも複数回にわたってターゲティングを変更しながら効果を比較し、よりキャンペーンの目的を達成できる広告表現を追求すると良いでしょう。ぜひ、Facebook広告のターゲティング機能を活用してビジネスの成長に活かしてください。

参考サイト